帝国の仲間
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だ罠。
あの時は、鬼道くんが罠を見破っていてくれていたお陰でお兄ちゃん達は助かったんだ。
「そうだ!絶対ありえない!」
円堂くんがそう不動くんに叫ぶ。
「下手な嘘をつくんじゃねえ!」
染岡くんの言葉に、不動くんはまたしても不敵な笑みを浮かべ話す。
「だったら、俺の目が可笑しいのかな」
「貴様!一体誰が居るってんだ!」
不動くんの言葉に耐えかねた鬼道くんは、そう不動くんに叫ぶ。
「おいおい、教えちまったら面白くないだろう。着いてからのお楽しみさ。くくっ?」
結局、私たちは不動くんの言うことを聞き、不動くんが言う場所へと向かった。
「何処にあるの?真・帝国学園は?」
瞳子監督が不動くんに問う。
「俺の言う通り走ってりゃ着くよ?」
しばらく道なりに走っていくと、不動くんが話した。
「そこの門から入ってくれよ」
俗に言う埠頭にキャラバンは到着し、海沿いにキャラバンは停まった。
「何処にも学校なんてないじゃないか?」
円堂くんが呟く。
「てめぇ!やっぱり俺たちを騙してたのか!」
染岡くんが叫ぶと、不動くんが話し始めた。
「短気なやつだなぁ。真・帝国学園だったら?ほら」
と、不動くんは海の方に指を差す。
ズドーン!!!
「えっ?!?」
「あ、あれは?!?」
私たちの目の前に現れたのは、途轍もなく大きい潜水艦だった。
すると、潜水艦が開き始め、中に設備されていたのであろう、フィールドが顔を出す。
さらに潜水艦から、階段が目の前まで伸びてきた。
そしてその階段の頂点には、あの男。影山の姿があった。
「か、影山?」
私の口からもついついそう言葉が出る。
「久しぶりだな円堂。?それに鬼道」
「影山ぁぁぁっ!!!」
影山の言葉に鬼道くんの怒号が響き渡る。
「もう総帥とは呼んでくれんのか」
「今度は何を企んでるんだ!」
鬼道くんが影山に叫ぶ。
「私の計画はお前たちには理解できん。この真・帝国学園の意味さえもな!?私から逃げ出していなければお前にはわかった筈だ」
「俺は逃げたんじゃない!あんたと決別したんだ!!」
影山の言葉に鬼道くんは影山に指を差しながら叫ぶ。
「影山零治!あなたはエイリア学園と何か関係あるの!?」
瞳子監督が影山にそう話す。
影山は瞳子監督を見ると話す。
「吉良瞳子監督だね?さて、どうかな。ただエイリア皇帝陛下のお力を借りてるのは事実だ」
「エイリア皇帝陛下??」
影山の言葉に円堂くんがそう呟く。
「誰なんだ。そいつ」
「宇宙人の親玉ッスかね?」
黒薔薇くん、壁山くんもそう呟く。
「さあ
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