第七千十二話 赤貧でも頑張る
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第七千十二話 赤貧でも頑張る
モルドバの貧乏さは欧州随一と言われています、ですがモルドバはそれでも日本に対して言うのでした。
「おいらも頑張ってずら」
「そうしてですね」
「いつか普通の服を着るずら」
今のボロボロの服からというのです。
「そうするずらよ」
「その意気です」
日本もモルドバにその志だと励まします。
「何度大変な目に遭っても」
「立ち上がることずらな」
「そうです、貴方にはお兄さんもおられますし」
ルーマニアのこともお話する日本でした。
「努力されることです」
「やっぱりそうずらな」
「ただ。援助ばかりに頼りますと」
「あいつみたいになるずらか」
そのあいつはといいますと。
「北朝鮮みたいにずらな」
「あの方みたいになっては」
どうかと言う日本でした、只でさえないお金を軍隊や上司の人個人への贅沢で国家予算の半分近くを使っていてそれではどうにもなりません。
第七千十二話 完
2018・5・4
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