第3章 リーザス陥落
第108話 ランス絶体絶命?
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わないわよ? だって、仕方ないんだから。うんうん。仕方ない仕方ない。大義の前の僅かな犠牲よ。リーザスの為、リア様の為、ユーリさんの為」
「み、みんなーー、そこまで喜々としなくても……」
やる気、と言うより、殺る気を充満させてる志津香、フェリス、かなみ。マリアだけは躊躇っていた。止めようとしたが、止まるものではないので、と言う事だ。
「まぁ、大丈夫でしょう。ちゃんと治します」
「あ、あははは……。か、神よ…… 申し訳ありません……(さ、流石に庇いきれません……)」
救護班もばっちり控えている為、もう思い残す事はない。
「―――はぁ、ランス。ご愁傷様ってヤツか」
あまりにもやる気のある者達が多いので、逆に一歩退くのはユーリ。このまま殺してしまうのでは……? と言う危機感もそれなりに有ったため、離れて全体の様子を窺う、と言う理由もあった。
絶体絶命のランス。……それは、日頃の行いと言うのがどれ程大事なのか……改めて知った瞬間だった。
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