暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
新たな高みを目指して
第5話 S級魔道士昇格試験 届け
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ぅ…!?うおぉッ…!!!」

さっきの顔とは別の、苦を感じるような顔をしたギルダーツに構わずオレは次に片方の右足だけでギルダーツの顔にも蹴りを連打したり、そして手で殴りかかったりなど連発を込めて―――――


「がッ…!?急に強くなるとか…お前…ッ!!」

どこか嬉しそうな声音が聞こえたが、それよりも最後の一撃を出さねば―――――じゃなければもう限界だ


「かァ…!」

そしてギルダーツから離れるように高く、空へと飛び、両手を腰に持っていく

「めェ…!!」

そんなオレの行動にギルダーツは顔に疑問を浮ばず、そのまま突進するように

「はァ…!!!」

こちらに向けて飛ぶ体制をした後にこちらを睨み

「めェ…!!!!」

オレは手から集まる魔力―――――気を高めて向かい撃とうとギルダーツの方に向けようとする
そして、ギルダーツはオレの魔力を感じ取ったのか飛ぶのをやめて片手を出す
そしてそこからは―――――


「波アァァアァァアアアアアァアッ!!!」

もう、その後の記憶はない。






















◆◆◆◆◆◆





青い、青い光がこちらに落ちてくる。
それをこちらに向けて放つ青年を見るが、今の魔法的な何かを出して体から出ていた金色の魔力がなくなり、さっきまでいつもより赤かった髪が魔力のせいで前髪が上がっていたが、はもう下がっている


だがまだ安心できない。放ったあの青年の身は無事かまだ分からないのだ。あのオーラは一体どういうものか分からない―――――その前に、

「この青いのを消さなきゃマズイよなぁ」

そういって構え、右を差し出したままだったが、そこからまた更に魔力を高め―――――


「―――――消えろォッ!!」

クラッシュ―――――


そして、青い光は完全に消えていなくなった、そして落ちてくる青年を片方の腕で彼を受け止める。


ギルダーツ・クレイヴは、あの力を開放した青年を見て、笑みを浮かべる


 「んだよ――――強くなってんじゃねえか、全くよォ…」



その笑みは、家族が成長したことに歓喜し、そしてこれからどんな冒険するのか楽しみだと言わんばかりに、腕の中で気を失っている青年を期待していた――


















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