二十七枚目
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なさぁぁぁい!」
「まぁ、これくらいで勘弁してあげます」
『ヴァーリ…お前、朱璃や朱乃に毒されていないか?』
え?何の事?
『はぁ…これは篝も苦労しそうだな…』
篝が?どうして?
『なんでもない。独り言だ』
「にゃぁぁ…あんまりだにゃ…。
神は死んだのにゃ…」
「悪魔が何をいってるんですか?」
すると黒歌は牙を剥き出しで威嚇してきた。
「フーッ!」
仔猫が威嚇しているようにしか見えない。
その時、背後で歪みを感じた。
篝が空間転移する時に決まって起こる歪みの感覚だ。
振り返ると、やっぱり彼が居た。
兄のようで、弟のようで、愛しい人。
私だけの、銀翼の騎士。
「お帰りなさい篝」
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