第十八部[Fate物語]
原作開始前
第六の物語[絶対勝利宣言【アルケイデス】]
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何度も死にかけ、
何度も毒でのたうち回り、
何度も治療され。
ついに彼は毒に対する絶対的な耐性を得て、
皮膚の色も肌色から鉛色に変質し。
毒を体内に入れたからか、
筋肉も急激に成長した。
巨人さんより大きくなったな。
そして彼はついに、
奥義に到達する。
射殺す百頭。
最初はほぼ同時の百連撃だった。
だけどそれじゃあヒュドラの再生能力を超えれなかった。
しかし彼は諦めなかった。
打ち続けるうちに彼は気づいた。
あれ?
幾つかの連撃が同時に発動している気がする。
彼は打ち続けた。
そして至った。
多重次元屈折現象。
全ての攻撃が真に同時に発動するという矛盾。
全ての首が同時に千切れ跳ぶという奇跡。
彼はヒュドラを討伐した。
・・・
ヘラの嬢ちゃんが差し入れで持ってきてくれた巨大蟹は、
ヘラの嬢ちゃんを含むスタッフ全員で美味しくいただきました。
料理人は不肖この私クロウが務めさせていただきました。
・・・
巨大蟹を食べたアルケイデス君はヘラの嬢ちゃんに尊敬と敬愛の目を向けていた。
ヘラの嬢ちゃんもアルケイデス君に慈愛の目を向けていたし二つ目の試練で既に愛せるようになったのかな?
紀元前約十四世紀末第三の試練当日
三つ目の試練は女神アルテミスに頼まれた鹿の捕獲。
怪我をさせない様にアルケイデス君は1時間ほどで捕まえていた。
・・・
雌なのに角がある鹿って珍しいな
・・・
「なんだろう、急に難易度が下がって逆に不安なんだが・・・」
紀元前約十四世紀末第四の試練告知日
四つ目の試練は
エリュマントス山に生息していた人食いの猪を技術班の協力の元に品種改良を行い、
山より大きいサイズまで大きくなり、表皮は獅子より柔らかいけど鋼鉄以上の硬度。
「ほら、やっぱりこうなった」
「あ、ヒュドラの毒は禁止ね、食べられなくなるから」
「え・・・師匠はあれを食肉として見れるのか?」
「品種改良したから食肉としては最上級だよ?」
頑張れ頑張れできる出来る。
もっと熱くなれよ。
・・・
ただ品種改良の結果グルメになり人は食べなくなってしまった。
紀元前約十四世紀末第四の試練当日
何度も弾き飛ばされ、
何度も轢かれ、
何度も重傷を負い。
そして彼は悟った。
1人じゃ無理だ。
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