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ヘタリア学園
第七千七話  お家に帰って

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第七千七話  お家に帰って
 イタリアはお家に帰りましたがここでフランスに電話をかけて言いました。
「いやあ、素敵な時間を過ごせたね」
「ああ、しかしあらためてイギリスには驚いたな」
 フランスはイタリアにも彼のことを言うのでした。
「チーズの食い方も酷いな」
「料理を全然知らないってことかな」
「知らないっていうかセンスがな」
 そもそもこれがというのです。
「全然ないからな」
「だからなんだ」
「ああなんだよ」
 フォンデュさえ碌にだったというのです。
「本当に仕方ない奴だ」
「まあこれでイギリスもフォンデュ理解したと思うよ」
「理解してもな」
 それでもというのです。
「ちゃんと出来る様かどうかはな」
「わからないんだ」
「というか出来る筈ねえだろ」 
 イギリスにまともなフォンデュが調理出来る筈がないというのです、イギリスの料理のセンスではです。


第七千七話   完


                    2018・5・2

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