NM
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が奇声をあげた。
「ギャアアアアアアアッ!!」
俺がまた何か来るのかと思い構えると、グレートパピヨンの羽が青から赤へと変化した。
「やべぇな、これ?。絶対怒らせたやつだ?。」
グレートパピヨンは羽を大きく羽ばたかせると突進を仕掛けてきた。
「攻撃のパターン変化か?!」
俺は何とかその突進を回避し、安堵する。
しかしグレートパピヨンはそのままこちらへとタゲを取り突撃してくる。
「こうなったら、盾の真骨頂見せてやる!」
HPは残り450。例えガードをしたとしても全損する可能性が無いとは言えない。
だがあくまで普通のガードの場合だ。
「俺が狙うのは?ジャストガード?!」
ゲームによってジャストガードの恩恵は違うが、それでもジャストガードをすることでプレイヤーに恩恵があることは間違いない。
「来い?グレートパピヨン?!」
「ギャアアアアアアアッ!!」
俺はタイミングを見計らい盾を前に出す。
「ここだぁぁっ!!」
グワァァァァン!!
凄まじい音が辺りに響き渡る。
そして俺の視界の右上にジャストガードと表示された。
「よし来たぁぁっ!!」
ジャストガードを決めたことにより俺のHPが少し回復し750になり、グレートパピヨンはスタン状態になった。
「これだから盾は好きなんだ?!」
俺はスタン状態のグレートパピヨンに容赦なく攻撃を仕掛ける。
羽ではなく本体に攻撃を仕掛けていることもあり、クリティカルがかなり発生する。
「最初に攻撃が当たらなかったのは、フォーモスを倒してグレートパピヨンの羽の色を赤に変化させないと攻撃が通らないってギミックがあったわけだな?!」
グレートパピヨンに付与されているスタン状態のマークが点灯し始め、スタン状態からの回復を教えてくれる。
「さっきはお世話になったからなぁ?!これでも?喰らいなぁっ!クロスエイジッ!」
右からの斬り下ろしから、続けて左からの斬り下ろしを放つ2連撃の攻撃スキル。
俺の渾身のクロスエイジを受けたグレートパピヨンは近くにあった木へと飛ばされる。
「?手ごたえありだぜ!」
俺の猛攻撃によりグレートパピヨンのHPは約半分程削れ、木に当たった反動だろうか右羽の下部分を部位破壊している。
グレートパピヨンは不安定そうに飛び上がるとこちらに向け羽を大きく揺らし始めた。
「くっ?風おこしか?。だがこの程度全然ダメージはないぜ!」
俺が追撃をするために走り出そうとした時、俺は異変に気付いた。
「う、動かない?!な、なんで麻痺状態になってるんだ?」
俺がそう呟いたのと同時に俺の目の前にキラキラした粉が降ってきた。
「?!ま、まさか鱗粉!?さっきの風お
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