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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十五話 ナンバーズ 3
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に人差し指を突きつけた。
「アンタね、アタシが物に釣られるとでも思っていたの!?」
「い、いや、そんな事は思ってないよ!」
逆効果だった事にアスカは焦る。
「少しは考えて喋りなさいよ!」
そう言葉を叩きつけて背を向けるティアナ。
「あ……う……」
アスカはオロオロとし、何も言い返せずにショボンとしてしまう。
『ア、アスカさん、ごめんなさい!ボクのせいで……』
良かれと思ってアイデアを出したエリオが慌てる。
『……エリオのせいじゃないよ。オレがもっと真剣に謝んなきゃいけなかたんだ……ごめんな、変な事を聞いて』
エリオにそう念話で返し、落ち込んだ表情でアスカは歩く。
『何か、ちょっとかわいそうだね』
さすがに同情したのか、スバルが隣を歩くギンガに念話で話しかける。
『そうね……ティアナ』
見かねたギンガがティアナを呼ぶ。
『何ですか、ギンガさん』
答えはするが、振り返らない。かなりご機嫌斜めのようだ。
『いい加減、許してあげたら?確かに、女の子に対して”拳銃ダコが硬い”なんて言われたら頭にくるかもしれないけど』
『嫌です!アタシはセンターガードで、拳銃型デバイスを使ってるんだから、拳銃ダコができてあたりまえじゃないですか!それをわざわざ言うなんて、無神経過ぎますよ!』
即答のティアナ。
やれやれ、と言わんばかりにギンガが苦笑する。
『デリカシーは無かったかもしれないけど、それは育ってきた環境がそうだったんじゃないかしら?スバルから聞いたんだけど、アスカって099部隊の出身なんでしょ?あそこは男所帯で愚連隊って言う話だから、色々大ざっぱなんじゃないかな?』
『環境……』
ギンガに言われて、ティアナは思い出す。
アスカは幼い頃に次元漂流して両親と死に別れた。
何も分からないまま、099部隊に入隊して、そこで育った。
「……」
あの時、拳銃ダコが硬いと言われて、頭にきたのは確かだったが、ここまで拗れるような事ではなかった筈。
なのに、なんでこんなに怒っているのだろうとティアナは考えた。
『ティアナ。もしかしたらなんだけど、あんな言葉を言われて、少し悲しかったんじゃないの?』
『え?』
『アスカはたぶん、ティアナを信頼できる仲間だって思っているんだと思うよ。だから、ティアナには女の子としてではなく、気が置けない仲間って感覚なんだよ。でも、ティアナは女の子として接して欲しかったのかな?て思ったんだけど』
いつもなら、そんなことありませんと答える所だったが、ティアナはそれを否定できなかった。
『ああ、今のは私の勝手な想像だから、気にしないでね』
何となく、ギンガの言い
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