番外編 妖精の尻尾の日常。その1
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近良いと思った紅茶か。前に飲んだペットボトルの状態でか。二つがあるってことはオレとラクサスの分でいいのだろうか?
そういう意味を込めてラクサスを見るとぷいっと顔を逸らされた。
あ、違った?なんだよ恥ずかしい。オレが勝手に勘違いしただけ…あれ、「飲まないのか?」って?結局オレのかよ…。
ということでラクサスの向かいの席に座りペットボトルに手をかける。周りがうるさく、またナツとグレイが喧嘩していた。本当に相変わらずだなぁ…
「むっ、レッドさん帰ってきてたのか」
後ろから声をかけられたので振り返る。…あれ、この格好…シャフト…ウッアタマガッ…!!
「おう、エルザ。さっき帰ってきたばっかりだよ。てかあの二人止めなくて良いのか?」
そう指摘するとエルザが呆れるたような仕草をして溜息を吐く。
だが、その仕草だけでナツとグレイがビクッと体が跳ね上がった
▼…エルザのためいき…!こうかはばつぐんだ…!!
「ナツ、グレイ…貴様らまた暴れて…」
「「シテイマセン」」
「…お前たち、何故顔を青ざめる?」
「ソンナコトアリマセン」
「ボクタチ、ゲンキヒャクバイ」
「ふむ、そうか」
…二人共…すっかり飼い慣らされてない…?やだ、エルザってば凄すぎぃ…
「…またくだらねぇ事を考えてんな、お前」
そんなことはありません。ありませんとも…
てかいつからオレの考えとか理解できるようになったんだお前…マスターにも最近読まれることが多いし…
…ん?マスター……?…アッ
「忘れてた、マスターにクエストの報告をしなくちゃいけなかったんだ」
早く済ませて家に帰って寝たい…なんかギルドに入ったら眠気が飛んだ…まだある…オレの睡魔はまだ強く存在しているはずなんだ…!!
「あ?ジジィなら居ねえぞ」
「うむ。マスターは今評議員に出てまだ戻らないと思うぞ」
うわぁ…出ていたのか…じゃあ仕方ねえ…
「じゃあマスターが戻ってきたらオレがクエストを達成したことを伝えてくれ…オレは帰って寝る」
そう伝えてマイホームに帰ろうと立ち上がる。一応貰った飲み物が入っているペットボトルを持って
「やっぱり眠かったのか。…そのまま路上で寝てしまいそうだからオレが送っていてやる」
え、別にそんなに眠くは…部屋に帰ってパジャマに着替えれるぐらいまだ余裕あるぞ?
「いや、ラクサスもさっき帰ってきたばかりだろう?ならラクサスはそのまま自分の家に帰って寝ろ。私がレッドさんを送る」
おや、エルザちゃん?なんで君までオレを送ろうとするのかな?いや、別に嫌ってわけじゃないけどね?大丈夫だからね?二人共が送ってくれるまで問題ないからねオ
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