【ハリー・ポッター】編
240―Ex.ちょっとした閑話集
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先≠ナ誰一人として居ない世界でも寂しくないのだろうか?>氛氓ニ自問してみるも、直ぐ様それが愚問であったと悟る。
ヴォルデモートは他人を愛さない。……少しでも人を愛そうと思えるなら、そもそも分霊箱≠ネんてモノを作ろうとは思わないだろう。
「……ボクも女≠ナある身の上ですから、永遠の美しさ≠ニ云うものに興味は多少なりとも惹かれますがね」
「しかし永遠に生きたい≠ニは思わぬじゃろう?」
「はい」
即答。
ボクはどこぞの幼女を蟲に犯させる鬼畜ジジイ≠ンたいに、世界平和≠目指す様なロマンチストじゃない。……多分、普通の人間なら150年や200年とかで生きるのに飽きるだろう。
……もちろん、死≠ェ怖くないわけではないが…。
「金≠ノついても、君達は真に必要としてないじゃろうし──これは儂の所感にしか過ぎないのじゃが、ロンは多大なる金運に恵まれておる」
「あー…」
思わず、良いところを突いてるな≠ニ納得してしまう。ロンが身内で麻雀を始めとした勝負事にお金を賭けないのはそこに起因している。
……尤も、某・黒ずくめ≠ゥら御無礼≠食らった最近では、ある程度金運をコントロール出来るようになったらしいが…。
閑話休題。
(のみ手&タみの頻度で出される天和──うっ、頭が…。……っ…! 身体が…っ!?)
「さて、そろそろお別れの時間じゃな」
「……ええ、その様ですね」
脳内でふざけていると、ボクの足元から身体が透けていくのが判った。……ダンブルドア校長先生の云う通り、目覚める時がきたのだ。
ダンブルドア校長先生が言うには、一方がもう一方を殺さねばならぬ≠ニ云うトレローニー先生の予言£ハりで──ボクがヴォルデモートを殺さない限りは°t説的にボクはヴォルデモート以外には殺されないらしく杖≠フ関係上、ヴォルデモートが自らボクを殺す事が難しいらしい。
「また会おうぞ、アニー・ポッター」
「アルバス・ダンブルドア、貴方の黄泉路に幸多からんことを」
ダンブルドア校長先生が消えるのを確認してからぐっと湧いてきた浮遊感に身を任せる。そしてボクはトレローニー先生の予言£ハり、ロンと共に本懐──ヴォルデモート卿に完全なる滅びを与えるのであった。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
<19年後>
SIDE ロナルド・ランスロー・ウィーズリー
2017年9月1日。時計は10時50分を示していて、例年通り9と4分の3番線≠フホームはホグワーツへ行く生徒でごった返している。
「……んじゃあ、次会うとするならクリス
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