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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
228 6年目のホグワーツ
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ボブ・オグデンが出頭命令を出しにいったのだが、敢えなくモーフィン・ゴーントと老ゴーントに追い払われてしまうといった内容だった。

しかし、ボクはこの記憶に()ける主要人物三人より、二人の脇役に興味をもった。

一人はスクイブ>氛气鴻唐ェ云うには、魔法使いや魔女を親に持ちながらも魔法の能力が潜性化してしまったメローピー・ゴーントと云う18かそこらの女性(にょしょう)

そしてもう一人はトム≠ニ云う隣村のメローピー・ゴーントに懸想(けそう)されていた青年。ハンサム。

トム≠ニ云う名前はボクにしてみれば悪い意味で聞き覚えがありすぎた。

「……これはヴォルデモートの両親の馴れ初めですか?」

「ある意味そうだと云えるじゃろう。……二人が逮捕されて自由の身となったメローピーはまるで羽化するかの様に魔法の能力を回復させたのじゃから」

「なるほど…」

それなら服従の呪い≠燻gえるだろうし──モーフィンと老ゴーントの二人が居なくなれば、何らか魔法で馬を足止めしてトム青年を家に連れ込み、それと無しに愛の妙薬≠盛る事すら出来るだろう。

「……さて、そろそろ時間じゃ今日はここまでにしておこうかの。アニー、お休みなさい」

「お休みなさい、校長先生」

ダンブルドア校長先生の言うように、腕時計を見れば消灯時間が差し迫っていた。……ボク自身、それなりに優れた容姿だと自覚しているので母さんに感謝しながら校長室から退室するのだった。

SIDE END
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