【ハリー・ポッター】編
227 【ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ】
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バッジが。
「特別優待客=c? これ≠チて一体なに?」
「何、大したものじゃない」
「ちょっとしたお礼さ」
「よもや全品50パーセントOFFとかでもなかろうに」
俺の皮肉とも呆れを混ぜた言葉に、フレッドとジョージはにやり、とする。俺の投げ遣りな言葉が正鵠を射ていたのだ。
「正にその通りさ」
「そのバッジを着けてりゃ」
「お前さんとアニーに限り全部の商品は半額だ」
「小数点は切り上げさせてもらうがな」
ジョージが締めくくると、今度はアニーがぽしょり、と小声でフレッドとジョージへと訊ねる。
「……やっぱり、三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)≠フ賞金のことで…?」
隠している訳ではないが、声を大にして訊くことでもないことなので、声をひそめているアニー。
俺とアニーが三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)≠フ賞金である1000ガリオンの8割をフレッドとジョージに、開店資金として投資したのは身内では公然の秘密だ。
……しかしフレッドとジョージは首を横に振る。
「いいや、そうじゃない──いや、開店資金についてのお礼もあるけどそれだけじゃない」
「開店資金∴ネ外にも君達には借りがあるのさ──それはもう君達に足を向けて眠れないくらいのな」
「……投資以外? なんかフレッドとジョージにしたっけか? ……アニーは?」
「……ボク? ボクは何にもしてないよ」
開店資金の投資以外フレッドとジョージに某かを渡した覚えはなく、アニーも同様だった。
「ロンは商品を破格の値段で卸してくれている」
「……あー、確かにそんな事もあったな」
「アニーは店の経営について頭を貸してくれた」
「……大した事をしたつもり無かったんだけどね」
二人の言葉で思い出した。確かに俺は対外的な価値≠ゥらしたら──護りの指輪%凾フ商品を捨て値同様で卸しているし、アニーだってポイントカード、そしてポイント倍デー%凾フ導入を提案している。
俺の高コスパ商品の提供はそのまま純利益となるし、アニーの提案もリピーターを確保出来る。……ここでバッジをを断るのもフレッドとジョージに悪いだろう。
「……まぁ、貰える物は貰っておこうか」
「……そうだね」
アニーもまた、フレッドとジョージの好意を無碍にしたくなかったのか、バッジをを貰う事にしたようだ。フレッドとシリーズに遠慮したいならバッジを外せばいいだけなのだ。
「……ところで売れ筋は?」
「ズル休みスナックボックス≠ヘいうまでもないけど」
「やっぱり売れる
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