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この素晴らしい錬金術で祝福を! 3
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にあったのか、意識と記憶が飛んでいたのだろう。

さて、どうするか。何かあれば責任を取るのは確定として、とりあえず今はやる。意識は戻ってきたとは言え、まだ両方の薬の影響下で思考がまともに働かないという言い訳が存在している。そんな言い訳を使いたくなるぐらいにエリスが凄い。胸の大きさを気にする必要なんて全く無い。いつも相手をしてもらっているサキュバスリーダーを超えていると断言できる。

「あの」

まずい、止めてくれと言われれば止めてしまいそうになる。口をふさごうとして、エリスの目を見て止める。オレの判断が正しければ次の言葉は聞かなければ、いや、聞きたい。

「……もっとして、ほしっ!?」

最後まで我慢できずに再び動き出す。お互いに満足するまで回復アイテムを使いまくってやりまくった。

完全に落ち着いて惨状を見て、これからのことを考えようとしてやめる。腹をくくってしまえば、開き直ってしまえばオレもアストリッド流の超一流錬金術師だ。責任は取るし、代償が必要ならなんだって払おう。ただし、エリスはオレのものにする。誰にも渡さん。

とりあえず、風邪を引かないようにエリスを綺麗にしてから服を着せてぷにぷにと同じ硬さのソファーをポーチから取り出して居住スペースの方に設置してエリスを寝かせる。ついでにちむのぬいぐるみも持たせてみる。うむ、かわいい。タオルケットをかければ問題ないな。

それから割れた商品や色々な汚れを掃除して綺麗に復元してから被害額を算出する。地味に高いものばかりが壊れているが、お菓子工房の半月分の売上で十分払いきれる額でもあったので一括でカウンターに乗せておく。

あとは、対神装備の準備をするか。いや、待てよ。確か魔王をぶっ殺せばどんな願いでも叶えてくれるんじゃなかったっけ?ということは合法的にエリスをオレのものに出来るのか。今ここにいるエリスはクリスが神降ろしをしているような状態だからな。あのぶっ壊れアイテムを錬金して殴り込みに行くか。

レシピがうろ覚えだし、材料も向こうでしか手に入らない物もあるからアレンジの必要もある。面倒だな。なくてもエリキシル剤をデュプリケイトして爆裂魔法を連発、駄目だな。確か魔王城は結構な広さがあったな。先に腹を下しそうだ。1回で仕留め切らないと逃げ続けられそうだからな。う〜む、情報が足りないな。素材も足りない。秘境や魔窟まで足を伸ばしたいが時間がかかる。くっ、高速移動術を何とか開発するしかないか。








殆ど無くなってしまった回復アイテムを補充するために大型の釜をかき混ぜていると、めぐみんが帰ってきた。

「師匠、クリスがポンコツと化してしるんですけど、心当たりは?」

「うむ、ありまくる。耳を貸せ」

めぐみんの耳元で先日ウィズの店で起こった
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