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極図が割れ、そこに円形の入り口が開いた。
「おーい!コロバセ!来たぞ!コロバセー!」
中には人の気配が無い。
その部屋はよく分からない機材などが散乱していた。
「奥か…」
その足の踏み場もないような部屋を通って更に奥にある部屋へ向かう。
先と同じように扉を開け…
中にあった和室に入る。
「おー…居た居た。来たぞコロバセ」
そこには振り袖(的なナニカ)を纏った少女がいた。
少女は卵型のなにかの上に寝ていた。
「待ってただや…ん?そっちは誰だや?」
「学校の先輩。お前なら知ってるだろ?」
「一応聞いただけだや」
コロバセと話していると…
「ハルユキ君。彼女は誰かね?」
部屋が、少し寒くなった気がした。
「この変な語尾の年齢詐称女はコロバセ タクミ。東京大学大学院機械医療科の秀才にして東大院一の変人。
で、一応俺の遠い親戚…らしい」
「酷い言い方だや…まったくその腕を造ったのは誰だと思ってるんだや?」
「ハハーカンシャノキワミー」
「ムカつくだや…!」
「大学院生だと?……………見えんな」
「でしょ?威厳もクソもないでしょ?」
「うるっさいだや!」
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