暁 〜小説投稿サイト〜
蒼穹のカンヘル
二十三枚目
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「管理の押し付けの間違いだろ」

「さぁ?何の事だろうね☆」

すっとぼけたセラフォルーは一枚の地図を取り出した。

「えーとね…この範囲がレヴィアタン領ね☆
で、君にはこの範囲を治めてもらうよ☆」

セラフォルーが指差したのは湖がある島だった。

なんだ、案外小さいじゃないか。

「あ、一応言っておくと人間界のオーストラリア大陸くらいの広さね☆」

「治められるか!ガキに一国任せる気かテメェ!」

「テメェじゃなくってレヴィアたんって呼んで☆」

「知るか!」

「大丈夫だよ☆都市は無いから☆」

いや、確かにそれは楽だが!都市の有無の問題じゃねぇだろ!

「そういう話じゃねぇよ!」

「大丈夫☆」

はぁ…しょうがない…やるしか無さそうだな…

「どうなっても知らねぇからな?」

「いいよいいよ☆」

良くねぇけどな。

という訳で俺は広大な土地を受け取った(管理を押し付けられた)のだった。

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