120部分:ヴァルハラの玉座その一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
。ニーベルング家なぞというのは聞いたこともない」
「貴族の家であることは間違いないようですが」
「一応はそうなのだろうな」
だがジークフリートの言葉は懐疑的なものであった。
「一応はな」
それは名前でわかる。『フォン』というのは貴族の称号である。出自の知れない海賊の首領であるジークフリートにはそもそも縁のないものではあるが。
「しかし宇宙軍総司令官というのは非常な地位だ」
「はい」
これは言うまでもなかった。帝国軍の基幹戦力である宇宙軍を預かっているのだ。これは道理であった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ