第二章
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「幾ら何でもないやろ」
「しかも常に弾圧しててピリピリしててな」
「それで気付かんとか有り得んわ」
「何かその辺りの設定変やな」
ついついこう言ってしまった梶だった。
「漫画でも突っ込まれるな」
「そやな、何で気付かへんねんってな」
「読者が言うで」
「そんなん有り得んってな」
「どう考えてもって」
「しかもな」
ここでまた言う梶だった。
「蜂起起こってからの日本軍凄いな」
「ああ、めっちゃ凄いよな」
「もうあの地域走り回って蜂起鎮圧しとるわ」
「殺して焼いて破壊しまくってな」
「村丸々焼いたりとかな」
友人達も口々に言う。
「その二千万の大反乱完璧に鎮圧したな」
「それもあっという間に」
「もう痛快なまでに弾圧したな」
「恐ろしいもんや」
「ちなみにその時そこにおった日本軍の二個師団平時編成やったで」
ここでまたミリタリーマニアが言った。
「つまり合わせて三万や」
「たった三万で二千万の大反乱鎮圧したんやな」
「それもあっという間に完璧に」
「日本軍強いな」
「どっかの拳法の伝承者おったんか?」
「それとも黄金の聖衣まとってる人とか野菜の宇宙人とかな」
とりあえず強いキャラ達の名前が適当に出た。
「そんな連中がいたんかいな」
「当時の日本軍車殆どなかったやろ」
「戦車もあったんかいな」
「飛行機も殆どなかったやろ」
「蜂起は一次大戦直後やったけどな」
まだ日本軍に多く導入されていなかったのではというのだ、こうした近代兵器は。
「つまり馬とか銃だけで戦ってたな」
「あと大砲な」
「そうした兵器だけで僅か三万で二千万の蜂起完璧に鎮圧か」
「日本軍強いな」
「鬼みたいやな」
「ご先祖様鬼か?」
「どんだけ強いねん」
「ああ、しかもな」
梶はここでスマホを出してそれでこの事件について検索してみて話をした。
「日本軍動員もかけとらんかったらしいわ」
「平時編成でか」
「しかも動員もかけてへんでか」
「それで二千万の反乱完璧に鎮圧か」
「殺して壊して焼いてな」
「あっという間にしたんやな」
友人達も彼の検索しっての話を聞いて言った。
「凄い軍隊やな」
「ほんま鬼みたいやな」
「近代兵器もなくて動員もせんとか」
「僅か三万で二千万の反乱鎮圧か」
「それも完璧にあっという間に」
「鬼みたいに強いな」
「というかな」
こうも言う梶だった。
「二千万で三万に負けた方も凄いな」
「ああ、事前に日本に一切わからん位巧妙に話を隠して蜂起したのにな」
「そんな能力あったのにな」
「何でそこで負ける?」
「三万風情の日本軍に」
「何か無抵抗主義とか言ってたけどな」
「二千万全員無抵抗主義か?」
このことにも突っ込みが入った。
「
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