猫娘と職場体験編
NO.035 合同職場体験・一日目の夜
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くれなのに意外と素早かったので倒すのに時間を掛けちゃいましたけど……」
たはは……と笑う出久。
だが、それでピクシーボブは少しだけ出久の実力を侮っていたようだった。
「うー……当然オールマイトには及ばなくてもそれなりのヴィランくらいの実力は持っていると思ったんだけどねー。君がもし男の子のまんまだったら私は放っておかなかったぞ?」
「それはどういう……?」
「ああ、気にしなくてもいいのよ? ただ、ちょっとね……」
まだ子供の出久の前で適齢期に関して話すのは情けないだろうという事でその話は流れていった。
「さ、それじゃ宿に戻ってお風呂にでも入りましょうか」
「賛成ー!」
「お風呂、いいわよね」
ワイプシの三人が騒ぐ中で、
「お、お風呂ですか……」
出久は顔を赤くさせて固まっていた。
そんな出久に気づいたのかマンダレイが話しかける。
「緑谷さん……? もしかして女性の人達と一緒にお風呂に入るのはまだ体験していなかったりする?」
「は、はい……性転換した後に女性としての生活に慣れるためにお母さんと一緒に入っていたんですけど、それ以外はからっきしで……。学校でもなんとか同じクラスのみんなと着替えをするのにはやっと最近慣れてきた感じですから」
「そう……それじゃこの際だからこの職場体験で慣らしちゃいましょうか」
「え、えぇ!?」
そんなこんなで出久はその後に三人と一緒に露天風呂に入って裸の付き合いをしたのであった。
その際に色々とハプニングがあったのだが、怪しい事でもないので割愛する事にする。
その後に食事も食べて、何の因果か三人と一緒に布団に入って就寝して、その際に出久は眠りにつくまでに胸のドキドキが止まらなかったという……。
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