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サトシ:「はっ」
枕元の携帯を見ると
時刻は午前8時を回っており、
サトシは深くため息をついた。
サトシ:「、、なんで俺だけ、、、」
ヒカリ:「ご主人様」
サトシ:「うわっ!」
反対側に目を向けるとそこには
床に正座で座っているヒカリが居り、
サトシの事をジッと見つめていた。
サトシ:「ヒカリ、、何してんだ?」
ヒカリ:「ご主人様を起こそうと
お部屋に入って来たけど、起きるまで
待ってた、、、」
サトシ:「それならリビングで
待ってるだけで良かっただろ?
何も部屋の中で待たなく、、」
ヒカリ:「、、、」(微笑)
サトシ:「ヒカリ、、、」
(そうか、、俺のせいで記憶を失ったんだっけ)
ヒカリ:「おはようございます。ご主人様」
微笑みを浮かべ言葉をかけてくる
ヒカリを見たサトシは、罪悪感を感じながら
起き上がった。
サトシ:「ごめんヒカリ、、俺のせいで、、」
ヒカリ:「?」
サトシ(お前の事は、
絶対何とかして見せる、、絶対に)
ヒカリ:「ご主人様。ご飯が出来てる♪」
サトシは身だしなみを整えると、
ヒカリと一緒にリビングへ向かった。
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