暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
テリーの食事と再会の聖剣
第31話 テリーのご飯はいずこへ?植物地獄、ウールジャングルに迎え!
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した」
「一つはさっきのヘリが降りた場所に、もう一つは俺のスイーツハウスにマーキングを設定してありますから帰りはこれを使います」
「へぇ、便利なアイテムね。でもいつもは使ってないみたいだけどどうして?」
「それはこのアイテムがルフェイが作った新しい魔法アイテムだからです。前から話は聞いていたんですがようやく完成したと聞いたので今回は実地テストもかねてルフェイを連れてきました」
「えっ、じゃあ絶対に帰れるか分からないって事?」
「まあ失敗したらその時考えますよ」


 イッセーとルフェイはあははと笑う。ほ、本当に大丈夫なのかしら……まあルフェイは優秀な魔術師だから信じることにしましょう。


「因みにこれを作る材料はグルメ界でしか取れないので俺たちの世界じゃ作れません」
「リアスさんたちと初めてお会いした時に師匠に渡したアイテムも私が作った物なんですよ、まあ師匠にしか売りませんけどね」
「買っていたのね……」


 えっへんと胸を張るルフェイ、彼女が作る魔法アイテムにちょっと興味が出てきたわ。買う事は出来なくても一度どんな物があるのか見せてもらえないかしら?


 それから半日ほどかけて歩いていくと鬱蒼と茂るジャングルへと辿り着くことができた。


「ここがウージャングル……」
「朝なのに薄暗いね、こんなに巨大で不気味な森は初めてだよ」


 小猫と祐斗はウージャングルの巨大さと不気味さに圧倒されているがそれは私と朱乃も同じだった。


「テリー、ここからは俺を助けたりはするな。俺もお前を援護はしねぇ、野生ではまず自分の命を優先しろ。いいな?」
「クォン!」


 イッセーはテリーにそう言うとテリーは分かったという風に頭を下げた。


「皆も出来る限り気を付けてください。アーシアは俺の傍を離れないようにな、ルフェイも気を付けろよ?」
「は、はい。お願いします」
「これも修行ですね、頑張ります!」


 アーシアがイッセーの傍に近寄り私たちはジャングルの中に入っていく、辺りには食獣植物がうようよといて沢山の猛獣が食べられていた。


「うわぁ、グロいわね……」
「植物地獄……まさに名の通りの地獄絵図ですわね」


 気を抜けば自分たちもあれの仲間になると思うとゾッとした。


「それにしてみたこともない植物ばかりだ、グルメ界の種子や胞子が偏西風に乗ってここまで飛んで来たのかそれとも……」


 その時だった、頭上から何かが降ってきて地面に当たる、するとそこから植物の芽が出て凄い勢いで成長していった。


「な、なんなの、これは?」


 頭上を見上げると大きな鳥がフンをまき散らしていた……ってやだ、最悪!


「うぉォォ!!なんだこりゃあ
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