暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
テリーの食事と再会の聖剣
第31話 テリーのご飯はいずこへ?植物地獄、ウールジャングルに迎え!
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ってあるからノンストップでウール大陸まで来れましたよ」
「もう、師匠ったら私を青い猫型ロボットと勘違いしてませんか?怪鳥に見つからないようにヘリを消したり異空間から物を召喚するのも大変なんですよ!」
「悪かったって、感謝してるよ。ルフェイのおかげで本当なら3日はかかるのが1日半程でついたんだ、この礼はちゃんとするから期待していてくれ」
「えへへ、なら美味しい物を食べさせてくださいね」


 ルフェイの魔術師としての才能と実力は私や朱乃以上のもので彼女がいなかったらこうもスムーズにはいかなかったと思うわ。
 

「しかしよく学校側に許可を貰えましたね、俺はいいとしてリアスさんたちは何か言われなかったんですか?」
「えっと、お兄様に修行の旅に出たいって言ったら許可をくれたわ。ただちょっとおかしいの、普通ならなんで修行をするんだとかいつまでするのかって聞いてくるはずなのに何も言わず許可を出してくれたの」
「……リアスさんの兄、魔王が俺に感づいたって事ですか?」
「確証はできないわ、でも用心はしたほうがいいと思う」
「分かりました、まあいつかはバレると思っていたんでリアスさんは気にしないでください」


 イッセーはそういうけど多分気が付いているわね、何もしないのはグレイフィアが私の家族だからなのかしら?だとしたらイッセーは優しすぎるわ。


(でもそんな彼だから小猫は惹かれたのよね……)


 私はもしお兄様がイッセーに何かしようとするのならお兄様と敵対してでもイッセーの味方になろうと決めた。彼にはそれだけの恩がある、だから迷いはなかった。


「ウージャングルはここから北西へ80qです。危険のためここまでしか近づけません、ご了承ください」
「十分だ、ありがとうよ。BBコーンを捕獲したらウール火山に行くつもりだからそこまで頼むな」
「帰りはいいと仰られましたがどうされるおつもりですか?」
「大丈夫だ、宛がある」
「分かりました。ご武運を祈ります」


 ヘリから降りた私たちはウージャングルを目指して徒歩で向かうことになった。途中の草原でさっきイッセーとパイロットの人が話していた話の内容をイッセーに聞いてみた。


「イッセー、帰りはヘリを使わないみたいだけどどうやって帰るつもりなの?」
「大丈夫です。ルフェイ、アレの準備は出来ているか?」
「はい、バッチリです!」


 ルフェイは魔法陣から緑色の宝石を取り出した。


「ルフェイ、それは一体なんなの?」
「これはフロルの風というアイテムでマーキングした場所に瞬時に移動することが出来るんです。一回使うと壊れちゃうし作るのも大変なのが欠点ですがこの世界のどこにいてもマーキングした場所に一瞬で戻れちゃうんですよ。今回は2つ持ってきま
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