暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
テリーの食事と再会の聖剣
第31話 テリーのご飯はいずこへ?植物地獄、ウールジャングルに迎え!
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「レーティングゲームで小猫ちゃんが恐れていた猫?の力を使った時そのきっかけを作ったのがイッセー君だと思ってからはずっとイッセー君の事を見ていましたわ。そうしていたらどんどんイッセー君の事が気になってきて彼のことから目が離せなくなっていましたの」
「その気持ち、私もよく分かります。私もずっとイッセー先輩を見ていましたから」
「でもわたくしはある事を理由にして逃げていますの、イッセー君からも皆からも……」
「朱乃先輩……」
そのくせイッセー君に意識してもらいたいからと大胆な発言をしてからかったりして……本当に浅ましくて卑しい女ですわ、わたくし……
「ごめんなさい、小猫ちゃん。折角楽しい気分だったのに台無しにさせてしまって。あなたの大事な恋人にもうちょっかいをかけたりしないから安心してくださいね」
「それでいいんですか、本当に?」
「ええ、どのみち敵わない恋ですから……」
イッセー君には既に小猫ちゃんやアーシアちゃんがいます、そこに入り込む隙間なんてあるはずがありません。
「……あーもう!そんな顔で言っても説得力0ですよ!ちょっと待っていてください!」
「小猫ちゃん、何を……」
小猫ちゃんはそう言うと向こうの巨大なBBコーンから粒を出して回収していたイッセー君たちの元に向かいました。
「小猫ちゃん、急にどうしたんだよ。今巨大BBコーンから粒を弾き出して回収していたんだけど……」
「それは後にして今はこっちに来てください」
小猫ちゃんはあろうことか話の話題になっていたイッセー君をわたくしの元に連れてきてしまいました。
「朱乃さん、やりもしないで諦めるなんて駄目ですよ。そこまで好きならちゃんと言葉にして伝えないと」
「で、でも……」
「今更一人や二人増えたって気にしませんよ。思い立ったら吉日、その日以降は全て凶日なんですから」
「小猫ちゃん……」
小猫ちゃんは「でも1番は私ですからねっ」とウィンクをするとリアスたちの元に向かいこの場にはわたくしとイッセー君が残りました。小猫ちゃんはわたくしの背中を押してくれましたのね、ならわたくしはこれ以上逃げ続けることはできません。
「えっと、朱乃さん。俺に何か話があるんですか?」
「はい、イッセー君に話したいことがあるんです。まずはこれを見て頂けますか?」
「何でしょうか?」
わたくしはそう言うと今まで隠していた堕天使の羽根をイッセー君に見せました。
「その羽根は、堕天使の……」
「はい、わたくしは堕天使の幹部バラキエルと人間の間に生まれた者です。母はとある神社の娘で傷ついて倒れていた父を助けた時に縁を結んだと死んだ母から聞きました」
「死んだ……」
「母は
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