暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
テリーの食事と再会の聖剣
第31話 テリーのご飯はいずこへ?植物地獄、ウールジャングルに迎え!
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を切り分けて皿に盛り付けていく。そして夕食の準備が終わるとイッセーたちは用意していた椅子に座って料理をテーブルに置いた。
「待たせて悪かったな。それじゃ皆、全ての食材に感謝を込めて……頂きます!」
「「「頂きます!」」」
イッセーはフライアダックの肉を手でつかむと口の中に入れる。
「鶏肉の淡白な味わいに霜降り肉のようなとろける触感、更に高級ブランド豚のような甘い脂が口いっぱいに広がってたまんねえぜ!」
「手で食べるなんてちょっとお行儀が悪い様な気もするけど偶にはいいわね」
イッセーたちはフライアダックの肉を全て食べてしまい骨だけが残った。するとイッセーは油を用意するとフライアダックの骨をその中に入れる。
「先輩、何をしているんですか?」
「骨を揚げてるのさ。普通鳥の骨は食えないがフライアダック、こいつは別だ。こうすることで骨まで食えるからな」
油で揚げられたフライアダックの骨はカリカリに揚がっておりイッセーが骨を手に取りかじるとサクサクとした音が辺りに響いた。
「まるでスナックのような触感に鳥の軟骨の味がうめぇな、皆も食えよ」
「はい!」
「僕はちょっと……」
「わたくしももうお腹いっぱいですわ」
イッセーと小猫はすさまじい勢いで食べていくが他のメンバーは満腹で見ているだけでお腹いっぱいになっていた。
「ふ〜、食った食った。お腹いっぱいだぁ」
「イッセーさん、『ホワイトアップル』で作ったアップルパイとジュースがありますがそれも食べますか?」
「マジで!?食べる食べる!!」
「私も食べたいです!!」
アーシアが持ってきたアップルパイにかぶりつくイッセーと小猫を見てリアスは苦笑いを浮かべた。
「本当にあなたたちってよく食べるわよね、慣れたと思っていたけど目の前で見てると唖然としちゃうわ」
「それに比べて……」
朱乃がチラッと横を見るとそこにはテリーがいた、傍にはフライアダックの肉があるがテリーは興味を示さないで眠っている。
「テリーちゃん、本当に食べませんわね……」
「一体どうしたのかしら、このままだと栄養失調で死んでしまうわ」
テリーはジュエルミートを食べたのを最後にまったく食事を取ろうとしなかった、どんな食材を見せても食べようとしないのだ。
「もしかして何かの病気なのでしょうか?私、心配です……」
「アーシアさん……」
心配そうな表情を浮かべるアーシアに小猫は何も言えなかった。ここにいる全員がテリーを心配してるがどうしたらいいのか分からないのだ。
「俺も流石にマズイと思って色々調べたんだけど昨日世界の台所に行った時丁度十夢に会ったんで相談してきたんです
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