第3話 月日が流れる…謎の本と向けられし憤怒の目線
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ヤ人としての精神に塗り替えられていっている。
だからだろう、彼はまた続きをするために積極的に動く。前までなら「今日はここまで」と終わるタイプだったのに、だ。
勿論彼も薄々気づいたようだが、「この世界で生きるのならそれが最適なのかもしれない」と受け入れている模様。
それから修行とクエストがエスカレートしていき、彼は度々と力をつけ、光魔法と認識している力を覚えていく
友であるラクサスも、10歳になると彼と同じ様に妖精の尻尾のメンバーとして動くことが多くなった。
特にレッドと共に切磋琢磨で共に高め合うこともあった。
そんな二人を見て時々手合わせしてくれるのが「ギルダーツ・クライヴ」。
妖精の尻尾の魔道士の中では唯一S級魔道士であり、彼に敵うのはマスターくらいだと言うメンバーも少なくない。
だが、S級魔道士だからか、色々なクエストに出るため多忙であり、あまりギルドに居ることは少ないという。
だからギルドに居る時は休むことが多いが、彼がレッドとラクサスの修行を見て「強くしてみるのも一興じゃねえか?」ということで軽く手合わせしてくれるとのこと。
まぁ、他の魔道士も面白がってやりあうことが多いったら多いが。
その内に妖精の尻尾に自分たちと同じくらいだった子供が多く入るようになり、どれも個性的な子どもたち揃いだったとのこと。レッドも「個性的な奴等だなぁ…」と呟いたが、近くに居たラクサスは笑みを浮かんでいるところを目撃されていて時々からかわれるとのこと。ドンマイ
そして、そうして仲間が増える中、レッドはある悩みを持っていた。
その悩みとは、クエストを受け付けた時にその街の半ばで落ちていた本についてだった―――
SIDE:レッド・パッペ
X775年――――― アカリファ
妖精の尻尾に入ってから数年が経った。
あれからといえば、森に居た頃よりマシになったといえばなったと自信を持って言える程だ。
だが、どうやらオレは普通の魔法を覚えれる素質は皆無の様で、折角魔法の世界に来たのだから魔法の一つでも覚えたいと思ってたのにまさかの色替の魔法が使えた。
嬉しいっちゃ嬉しいけど…そういうのではなくこう、戦闘でかっこよく使えるやつが良かったという贅沢な気持ちが本音だ。
特にマカロフさん―――マスターの孫であるラクサスのように雷を使ったりしてみたい。
ラクサスは昔体が弱かったらしいが、なんやら親父である「イワン・ドレアー」さんに魔水晶で直したらしい。
普段が悪人面なのに意外と息子想いがあっていい人なんだよなぁ…何故かギルダーツのおっちゃんと仲が悪いが。
そ
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