108部分:イドゥンの杯その十四
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いて喉をゴクリと鳴らした。
「損害はさらに増え続けております」
「よし、狙い通りだ」
トリスタンはその報告を聞いて言った。
「爆発は終わったな」
「はい」
「ならば我等も動くぞ」
「ダメージを受けた敵艦隊に止めをさすのですね」
「その通りだ」
「わかりました。では全艦隊突撃で」
「うむ」
「了解。それでは」
トリスタンの軍勢は動いた。そして破壊の嵐が終わり回復不可能なまでにダメージを受けた帝国軍にさらに襲い掛かった。そして混乱し、戸惑う彼等を次々と仕留めるのであった。
戦いは呆気なく終わった。帝国軍の将であるモードレッドは要塞の爆発で乗艦ごと戦死しており残る者達もトリスタンの攻撃によりその殆どが打ち倒され、残った者も捕虜となった。こうしてコノートにいた帝国軍は壊滅しコノートもトリスタンの手に落ちたのであった。
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