107部分:イドゥンの杯その十三
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るわけではない」
トリスタンはそこも見抜いていた。
「奇略には弱い」
「では」
「そうだ。この要塞こそが最大の鍵となる」
後ろに連れている要塞を見ながら言う。
「将にうってつけだ。これを使うならばな」
「どうされるのですか?」
「ぶつける」
トリスタンは一言こう言った。
「この要塞を。敵艦隊にぶつけるのだ」
「要塞を一個丸ごとですか?」
「そうだ」
その答えに迷いはなかった。
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