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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第30話 死闘の果てでの進化!イッセーVSGTロボ!!
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「……そうか、通りでイッセーの電磁波がさっきよりも強くなっていると思ったよ。イッセーは死相を乗り越えて死の淵から進化して戻ってきたんだ」
「はい、イッセーさんはすっごく強くなっていました!とってもかっこよかったです!」


 私とココさんが話しているとイッセーさんとサニーさんがこっちに向かって歩いてきました。


「よう、アル。イッセーから聞いたぜ、お前がリンを救ってくれたんだってな」
「いえそんな……私もお役に立ててよかったです」
「本当にありがとうよ。あんなじゃじゃ馬でもたった一人の家族だからな、心から感謝してるぜ」
「ふふっ、そう言って貰えると嬉しいです」


 サニーさんに頭を撫でられているとイッセーさんが何か不安そうな表情を浮かべているのが目に映りました。


「イッセーさん、どうかしたんですか?」
「あ、いやテリーがどうなったか心配でな」
「そういえばテリーちゃんは敵を足止めしに別れたんですよね」
「ああ、だがあのGTロボが来たってことはテリーはもう……」
「先輩!あれを見てください!」


 上空にいた小猫ちゃんが何かを発見したようでそちらを見てみると大きな猛獣さんに乗ったテリーちゃんの姿が見えました。


「テリー!無事だったんだな!」
「バウッ!」


 テリーちゃんは猛獣さんから降りるとイッセーさんに駆け寄りました。体はボロボロでしたが無事でいてくれて良かったです。


「ていうかテリー、お前ってばオブサウルスをしもべにしたのか!?」
「うわっ!なんだコイツ!キモー!」


 この子はオブサウルスっていうんですね。しもべとはよく分かりませんがテリーちゃんのお友達なんでしょうか?


「皆、向こうからリーガルマンモスの子供とヘリコプターが来てるよ!」
「キッスが誘導してきてくれたんだね」


 祐斗さんが指を刺した方角からリーガルマンモスの子供がこっちに向かっているのが見えました。


「良かった。これで親マンモスさんも安心ですね」
「ああ、本当に感謝しないといけないな。ありがとう、リーガルマンモス」


 私とイッセーさんは親マンモスさんに感謝の印として頭を下げましたが親マンモスさんは前足を上げると私たちを踏みつぶそうと……ってええっ!?


「イッセーさん!!親マンモスさんご立腹のようです!!」
「うおォォォ!?コイツなんで怒ってんだ!?」
「そりゃ自分の子供誘拐されるわ、体内荒らされるわなんてされたら怒りますよ……」
「うわぁぁぁ!!イッセー君!部長や朱乃さんたちを運ぶの手伝ってー!」
「サニー、フライ返しだ!!」
「いやここはお前の毒の出番だろうが!!」
「と、とにかく逃げるぞ――――――っ!!!」


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