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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第30話 死闘の果てでの進化!イッセーVSGTロボ!!
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るグルメ細胞と神器が混ざっていく?……凄い力だ、今ならあれが出来るかも知れん。イッセー!!』
「ああ、いくぞドライグ!!」


 俺は赤龍帝の籠手を出して大きく頭上に突き上げた。


「禁手!!」
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!!』





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side:アーシア


「イ、イッセーさん……!!」


 イッセーさんがGTロボから放たれたレーザーをまともに喰らい、肉の壁を突き破り吹き飛んでしまいました。


『……少シハ期待シタガコノ程度ダッタカ。残念ダ』
「あ、ああ……」


 GTロボが私の傍に近づいてリンさんを見ると首を曲げた。


『ハテ、サッキ始末シタハズダガ傷ガ治ッテイル……?ソウカ。オ前ノ神器ノ力デ治シタノカ』
「えっ……?」


 私はGTロボが神器と言った事に驚きを隠せませんでした。どうして私たちの世界の神器をこっちの世界の人が知っているんでしょうか?


「リ、リンさんたちはやらせません!」


 私は勝ち目がないことは理解していましたがリンさんたちを守るためにGTロボの前に立ちふさがりました。


『止メテオケ、オ前ナド相手ニモナラン』
「そ、そんなことは分かっています!それでも私は逃げたりしません!」
『……フン』
「きゃあっ!?」


 GTロボに蹴飛ばされた私は地面に倒れてしまいました。い、痛いです……


『オヤ、コレハ……』


 GTロボは自分の足元に転がってきた包丁を興味深そうに見ていました。あれは小猫ちゃんから預かった大事な物……!


「返してください!それは私の大切な仲間から預かったものなんです!」
『イイ包丁ダ、名ノアル料理人ハ包丁ヲ見レバ分カルガオ前ノ仲間ニコレ程ノ包丁ヲ持ツ者ガイタノカ。興味深イナ』
「返してください!」


 私はGTロボに飛び掛かりましたがGTロボは軽く避けてしまいました。


「うぅ……」
『……フム、小娘。一ツ取引ヲシナイカ?』
「と、取引……?」
『ソウダ、コノ包丁ヲ黙ッテ俺ニ譲ルナラオ前ハ見逃シテヤロウ。ドウダ、イイ取引ジャナイカ?』
「……」
『サア、答エヲ聞コウカ?』
「お断りです」


 私はGTロボからの問いにきっぱりと答えました。


『……死ニ急グノカ?愚カナ選択ダゾ』
「死ぬのなんて怖くはありません!私だって覚悟をしてここに来たんです!それを返してください!!」


 その瞬間、GTロボから凄まじい殺気が私に送られました。気が狂い心臓が止まってしまいそうな程の恐怖に襲われても私はGTロボを睨み続けました。


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