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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第30話 死闘の果てでの進化!イッセーVSGTロボ!!
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俺は、死ぬわけには……」
『サラバ、美食屋イッセー!!』
GTロボが放ったレ−ザーは俺を肉の壁ごと吹き飛ばした。どこまで飛ばされたかは分からないが自分が死の淵に立っていることだけは理解できた。
(くそっ……俺は負けちまったのか……小猫ちゃんやアーシア、皆とジュエルミートを食うって約束したのに情けねえ……)
体はもう動かねえ。意識が今にも消えそうだ……これが死ぬって事なのか……
(……ごめんな、小猫……ちゃ……ん……ア……シア……)
「イッセー先輩、頑張ってください……!」
「イッセーさん、私、信じています……」
……っ!?今、小猫ちゃんとアーシアの声が聞こえた……!
「お、俺は……死ねない……死ぬわけにいくか……!!」
前までは野生の戦いで死ぬならそれも自然の摂理だと思っていた、でも俺にはもう死ねない理由が出来た。あの子たちを守るためにもここで死ぬわけにはいかねえ……
「諦めるもんか……俺は……生きる……!」
這ってでも動こうと口や鼻に溜まった血を出して大きく息を吸い込んだ。するとすぐ側で芳しい香りが俺の鼻に入ってきた。
「この匂いは……?」
ゆっくりと目を開けるとそこには光輝く肉の塊がぶら下がっていた。
「あれは、ジュエルミート……!?」
それを見た瞬間、さっきまで動かなかった体に力が入る。汗も血液も全て枯渇したはずの俺の口から涎が出てきた。瀕死の重傷のはずなのにそれが食べたくて仕方がねえ。俺は立ち上がるとフラフラとまるで光に誘われるようにジュエルミートに近づいていった。
う、美しい……サニー兄じゃねえがそう思っちまう。工芸品を思わせるような霜降り模様、滴る肉汁はまるで砂金のようだ……そして何よりも香り。高級フレグランス顔負けの気品あふれる芳醇さと本能を撃ち抜くような濃厚で原始的な肉の香りだ……
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます……!」
俺はジュエルミートの一部にナイフを当てて肉をはぎ取った。そしてそれを口に含みゆっくりと噛んでいく。なんてしっとりとした触感なんだ、柔らかくていつまでも噛んでいたくなるような感触なのに肉汁は止まる事を知らねえ……!!
「うめぇ、美味すぎる……!!」
俺は今度は直接ジュエルミートに噛みついて味わう。さっきまでとは違い今度は砂肝を噛んだような豪快な歯ごたえに肉汁の旨味とコクが口いっぱいに広がっていった。
「たまらねぇ……たまらねぇ!!」
涙を流しながらジュエルミートを食う俺の身体が光り始めた。
『な、なんだ?イッセーの身体の中にあ
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