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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第30話 死闘の果てでの進化!イッセーVSGTロボ!!
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なっているって事なのか?
『イッセー、何があったんだ?お前の意識が途絶えたと思った瞬間体から凄い力が溢れてきているぞ?』
「ドライグ、俺もよく分かんねえんだ。確か俺は……」
『だがこの状態がいい訳じゃない。あくまでも一時的にエネルギーを作り出しただけでお前の体はもう既に瀕死の状態だ。もって5分が限界だろう』
「5分……」
俺はあの空間にいた鬼の言葉を思い出した。5分以内に何かを食えって言っていたが……
『とにかく急げ!お前には時間が残されてないぞ!!』
「ああ、まずはあいつを倒す!他の事は後回しだ!!」
俺は勝負を速攻で決めるために体の負担を無視してGTロボに攻撃を仕掛けた。
「フォーク!!」
フォークをGTロボの顔に放つがGTロボは首を動かしてそれをかわした。
『フンッ!』
「おらぁ!」
GTロボが攻撃しようと振るってきた右腕をナイフで防ぐ。すると今度はレーザーを放とうと顔を開いた。
「閉じていろ!」
俺は両手でGTロボの顔を無理やり閉じるとそこにヘッドパッドを叩き込んだ。
「うおおおりゃあああァァァァ!!」
そして顔を掴んだまま大きく振りかぶってGTロボを投げ飛ばした。
「す、凄い戦いです……!」
煙が晴れるとそこからは大したダメージも無さそうにしながらGTロボがゆっくりと立ち上がった。
『……困ッタモンダ。パワー、スピード……GTロボデハ俺ノ本気ハ再現出来ナイ』
「……」
……ハッタリじゃねえ、GTロボが操縦者自身の力を再現できていないんだ。もしGTロボがあいつの力を再現できていたら勝負なんて一瞬でついていた。
『コノボディガ粉々ニナリソウナ程ノパワー……美食屋イッセー、ソノ年デ大シタモノダ』
「……そりゃどうも」
『ダガソノパワーハアクマデモ一時的ナモノニ過ギナイ。後何分持ツノカナ?ソシテソノ間ニ俺ヲ倒セルノカ?』
「倒すさ、倒して見せるさ」
『無理ダナ』
なっ……!?速い!一瞬で俺の目の前に来やがった……!!
『ピーラーショット!!』
前に戦ったGTロボとは比べ物にならないほどの速い攻撃が俺の全身を切り刻んでいく。
「イッセーさん!?」
「ぐっ、おらぁ!!」
俺はナイフを放つがGTロボはそれを受け止めた。
『ミキサーパンチ!!』
回転したGTロボの腕が俺の腹部に深々と刺さった。
「がはぁ!?」
『ドウヤラココマデノヨウダナ。進化ハ無シダ』
GTロボは俺の腹から腕を引き抜くと顔を開いてレーザーを放とうとする。くそっ、体が動かない……
「
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