暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第30話 死闘の果てでの進化!イッセーVSGTロボ!!
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て声が出ねえ……!!)」
「皆さん、見てください!これが古代の食宝ジュエルミートです……ってカメラ壊れてるしー!!」


 上からイッセーさん、リアスさん、朱乃さん、小猫ちゃん、祐斗さん、リンさん、ココさん、サニーさん、ティナさんが目を輝かせて感想を言いました。


「さあ、皆!ジュエルミートを頂こうじゃねえか!!」
「「「おおっ―――――――――っ!!!」」」


 私たちは手を合わせると「いただきます」と言いさっそくジュエルミートを頂くことにしました。


「はうぅ……なんて優しい光なんでしょうか」


 ナイフで肉を切るとまるで肉汁が花火のように輝きながら吹き上がりました。


「あむ……ん〜!おいひぃれふぅ!」


 凄いです、見た目はこんなにも輝かしいのに飾り気のないお肉の旨味が口一杯に広がっていきます……あれ?触感が変わりました。さっきまで柔らかかったのに今はコリコリとした触感になりました。噛むたびに肉汁が溢れてきますがあっさりとしていて全然しつこくありません。

「ん……」


 ゴクリとお肉を飲み込むと身体から光が出てきました。まるで細胞の一つ一つが喜んでいるみたいです。


「あむ、んん!?これは肝臓だ!レバ刺しの触感になった、でもクセや匂いは全くない!クリーミーな味わいだぜ!」
「あら、これはバラ肉かしら?お肉と脂の層が何重にも重なってそれが口の中でほどけるように旨味が溢れてきますわ」
「あ、サーロインかな?口に入れた途端に溶けてしまった、でもなめらかで全然しつこくない。凄く美味しいよ」
「このプリプリはホルモンでしょうか?まったく臭くないししつこくもないです!ああ、ご飯が欲しくなっちゃいます」
「そう言うと思って『極楽米』を用意しておいたぜ!!」
「ッ!?イッセー先輩、愛してますぅぅぅ?」


 色んなお肉の味や部位、そして触感まで楽しめてしまうなんてジュエルミートはまるでお肉のカーニバルみたいです。


「グワゥ!!」
「おお、テリーも美味いって思うだろ?」
「カァー!!」
「キッスも気に入ったようだね」
「バルァァァ!!」
「あら、オブちゃんも食べますか?」


 テリーちゃんもキッスちゃんも美味しそうにジュエルミートを食べています。でも何でオブちゃんだけ朱乃さんから貰っているんでしょうか?


「ふぅ……こりゃ決まりだな」


 ミネラルウォーターを飲んだイッセーさんが何かを呟きました。


「何が決まったんだ?イッセー」
「ん?ああ……ってサニー兄!めっちゃ輝いているぞ!?」


 サニーさんはこの中でも一番光り輝いていました。


「これは……どうやらジュエルミートはサニーと相性が良かったようだ。
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