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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第30話 死闘の果てでの進化!イッセーVSGTロボ!!
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私たちは大慌てでその場を逃げるように立ち去りました。でも今回の旅も楽しかったです。後はジュエルミートを実食するだけですね。
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side:??
イッセーたちがリーガルマンモスから逃げている頃、研究所ではマンサム所長が誰かと会話をしていた。
「……そうか、イッセーたちはジュエルミートを捕獲できたか」
「ええ、かなりの傷を負ったようですが全員無事にこちらに向かっています」
マンサム所長に話しかけていたのは片目を瞑った男性だった。彼の名は茂松、IGO副会長を務める男で今回はある目的のために第1ビオトープ研究所に訪れていた。
「……ふむ、この酒は中々に美味いな」
「『ガラナウナギ』の焼酎漬けです。丸二年漬け込んでいます。アルコール度数65%。私の一押しです」
「虎の睾丸に似たクセのある味だ。それにわずかな薬草の苦み……全身の毛穴が一気に開き体が温まってきた、まるで漢方薬だ。うん、美味い」
「何故ゼブラの出所許可を出さなかったのですか?茂さん」
「あの問題児をそう簡単に出す訳にもいかんだろう。逮捕を決断したグラス局長の面子もある」
マンサム所長が話したゼブラとは四天王最後の一人であり実力は四天王内でも最強と言われている。だが性格に難があるうえ問題ばかり起こしたため今は刑務所に入れられているらしい。
「ゼブラがいればマンモスの捕獲もGTロボとの戦いも楽だったと思いますがなぁ」
「まあそう言うな、結果的にはイッセーたちがやってくれた。問題なのは自爆していないGTロボがあるということだ」
「……奴らが取り返しに来ると?」
「可能性は高い。恐らくは副料理長レベルの奴が来るだろう」
「となると来るとすれば『ヴァーリ』か『トミーロッド』かのどちら……はぁ、できれば来てほしくありませんな」
「どちらにせよ、後は俺たちの仕事だ」
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side:アーシア
研究所に戻った私たちは治療をしてもらい現在は研究所の屋上でジュエルミートが出てくるのを待っています。
「おまたせいたしました。『ジュエルミート』盛りでございます」
ジュエルミートが出てきた瞬間、辺りは夜で真っ暗なのにも関わらずにまるで昼間のような明るさになりました。
「うっひゃあ!来たァあ!!」
「こ、これがジュエルミート……!」
「なんて美しいお肉なんでしょう……」
「じゅるる……とってもいい匂いです」
「小猫ちゃん、よだれ出てるよ……でもこの食材を前にしたら無理もないよね」
「キャー?ステキー?」
「何て輝きだ……」
「う…う…(美しすぎ
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