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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第30話 死闘の果てでの進化!イッセーVSGTロボ!!
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side:小猫
「……なるほど、それがグルメ細胞という物なんですね」
私と祐斗先輩は眠っている部長と朱乃先輩の様子を見ながらココさんと一緒に休息を取っていました。キッスが持ってきてくれた食材を食べながらココさんにサニーさんから聞いたグルメ細胞について話を聞いていました。
グルメ細胞を発見したのは美食神『アカシア』と呼ばれる伝説の美食屋。彼はこの世界の地球上を旅をして回り多くの食材を食べながら旅をしていたそうなんですが彼は深海でとんでもない発見をしてしまったそうなんです。
何がとんでもないかというと深海に生息していた魚を捕獲して食べてみると今まで食べたどんな食材よりも美味しくあまりの美味さに言葉を失ってしまったそうです。魚の細胞を調査していくうちにアカシアはある生き物を発見しました。それが後に『グルメクラゲ』と呼ばれることになったクラゲでした。
この生き物は他の生物に捕食されても形を変えながら再生する驚異の細胞を持っており更にその細胞を他の生物が取り入れると細胞が進化してより美味しくなることをアカシアは発見しました。そしてそのグルメクラゲから取られた細胞が『グルメ細胞』と呼ばれるようになったそうです。
「美食の神ですか……一体どんな人だったんでしょうね?」
「数百年も昔の話だからね、僕も実際にあった事はないけど書物によれば彼が残した所業に人間界で起こった戦争を食材を使う事によって止めてしまったという伝説があるんだ」
「戦争を止めてしまうなんて凄い人だ。きっと聖人のような素晴らしい人だったんだね」
ココさんの話に私と祐斗先輩は美食神アカシアがどのような人物だったのか想像してみます。ココさんの話では他にも貧困に苦しむ人々に食材を渡したりもしていたと聞いたので聖人のような心の広い人だったんでしょうか?
「でもグルメ細胞か……そんなものがあると僕たちの世界の人が知ったら欲しいと思う人は相当多そうだね」
「特に強欲な悪魔は絶対に何が何でも欲しがるでしょうね」
私は姉の件もあって部長たちや一部の悪魔の人達以外は傲慢な存在だと思っています。実際に悪魔が他の種族を眷属にする場合は本人の許可が無ければならないというルールがあるんですが殆どの上級悪魔はこれを守っていないそうで魔王様方も頭を抱えているくらいです。そんな悪魔がグルメ細胞を知ったりすれば必ず手に入れようとするでしょう。
「イッセーもその点については凄く慎重になっているんだ。本当は教えない方がいいんだけどサニーの奴め……いや所長がもらしたのが原因か……」
「ご、ごめんなさい。私たちが無理に聞いたりしたから……」
「いや、僕も君たちなら大丈夫だと判断はしてるからそこまで怒ってはないさ、イッセーだって君
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