第2話 妖精の尻尾へようこそ
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「まさか名前がないなんて…おいどうすんだよ?」
「調べるにもまだ…てかサイヤ人って大体野菜から名前を引っ張ってそれらしい名前にしていたよな?」
「あ、じゃあ野菜の中から名前を決める?」
悩んでいるときに話が進み始めてた。…しかしどうしよう。前の名前が思い浮かばない。まさか名前まで覚えていないなんて…うわぁ…
「それならワシにいい名前があるぞ」
そう提案したのはマスターであるマカロフさんだった。しかし早くない?何適当な名前というギャグじゃないよな?ギャグに走る名前嫌だよオレ。てか誰だって嫌だわな。
「んじゃマスターがこの坊主に名前を付けるってことでいいか?」
「まぁ、拾ってきたのはマスターだしな。良いんじゃねえの?」
「どうせならアタシが名付けたかったけど…仕方ないわね…」
「ハァハァ…尻尾…ショタ…ショタテイルッ…ふぅ…」
「おい、誰かこいつをなんとかしろ」
なんか怖いのが居るんだけど。てか最後の人やれやれって感じだけどこの人元からこうなの?
「―――――お前の名前だがな、少年よ」
「あ、はい…?」
そう言って一旦息を吸い、そして決めていたであろう名前を口に出す
「――――――――――レッド・パッペ」
その時、オレ、レッド・パッペとしての時間は、確かに動き出した。
だが、本当の始まりはここからではなく、ずっと前に始まっていたことを、この時のオレは知る由もなかった。
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