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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第2話 妖精の尻尾へようこそ
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納得した様子で答えた

「この妖精の尻尾はのぅ、フィオーレ王国最強のギルドでなぁ…」

ああ、なら納得だ。最強のギルドなら建物が大きいのは当然ってことになる…いや他所の場合によるか
じゃあこのギルドの責任者とか一番強いってことになるのだろうか?まぁ知らないからどうでも―――


「それと、このギルドの総長(マスター)はワシじゃ」

素敵なドヤ顔で答えてくれました。居たよ、目の前に居たよ!しかもアンタかよ!?なんで!?

目がまんまるになる程の驚愕したオレを見てマカロフさんは満足したような顔になった

いや、てかなんでそんなマスターがオレと居るんだよ…。事務の仕事とかいいのか?てかこの歳でもマスターなんて…え、何ブラックなの?最強の魔道士ギルドって実はブラックギルドだったりするの?
それともそれ程年食ってないのか…?軽く60歳に見えるんだが?それともこの王国の法律って年関係ないとか?

思考しているとマカロフさんがギルドを優しい目で見つめながら説明してくれた。

「丁度このギルドの正立から80年でのぅ…今でもこのギルドの者たちはみんな家族じゃ。お前のように何かを抱えている者も居る。だからこそ互いに信頼できるし何よりも大切な家族を大切にする。
だから大丈夫じゃ。何があってもお前を何か合っても”ワシら”が守る。守られるのが嫌なら強くなればいい。それでもここはお前を見捨てたりはせん。
助けが必要なら助け合う。それが家族じゃろう?」

説明よりオレを案じての言葉だった…いや説明だろう。「このギルドは情が熱く、仲間を家族当然のように接するギルド」ってことは解った。
それに、なんだかこのギルドを見ていると心地いい感覚になる。まるで、実家に帰ったような…

――――――――――和を重んじる家族のようなギルドにしたい―――――



「――――――ッ!?」

「?どうかしたのか?」

何かが頭の中に映像が出るときに頭痛が痛くなって片手で頭を抑えたオレにマカロフが気を遣った一言を言った。だがそれよりも、今何かを思い出しかけたのは確かなはずだ。一体何を思い出しかけたのか…

「おい、大丈夫か?まさか具合でも―――――」

「―――――…いや平気だよ。ちょっと頭が痛くなっただけで…」

「ムッ…すまんな、気配りが足りなかったようじゃ。とりあえず中へ入りなさい。少しは楽になるはずじゃ」

「あ、うん。あ、ありがとう…。そ、それと」

「ん?何じゃ?」

「…あ、ありがとう…」

「―――――どういたしましてな」

ここまで連れてきてくれたことと森の件に総長であるマカロフさんにお礼の一言を言う。子供に優しい老人だと分かる。だが、

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