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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
決戦!バラン星域会戦 その3
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Sガミラスダゴン艦隊の結果 5

1 ダゴン艦隊全滅
2 ダゴン艦隊全滅
3 ダゴン艦隊全滅
4 ダゴン艦隊全滅
5 ダゴン艦隊全滅
6 ダゴン艦隊全滅
7 ダゴン艦隊足止め成功
8 ダゴン艦隊足止め成功
9 ドメル艦隊帰還
0 ガミラス艦隊勝利


「ボラー第二艦隊とガミラス艦隊の戦闘は継続中。
 このまま砲撃戦に移れば勝てそうだけど、第二艦隊は撤退を希望しているわ。
 背後で足止めしようとしたガミラス艦隊は全滅させたって。
 こっちも、ボラー第三艦隊と第五艦隊が戦いたがっているけど、第四艦隊が撤退したがって指揮系統がめちゃくちゃ」

 叢雲の呆れ声に俺も苦笑で返す。
 このまま戦ってもドメル艦隊に勝てる可能性は高い。
 だが、それは三倍の戦力差とはいえ名将ドメル相手に死線を潜ることを意味する。
 脳裏に浮かぶのはボラー第一艦隊の惨状だ。
 一割が攻撃できるとして一万という戦闘機の数だと千機が艦艇の攻撃に参加する事になる。
 その数が集中するとこの叢雲すら落ちるという可能性をボラー第一艦隊は示していた。
 名将ドメル提督の放つ戦闘機を完封するのは無理だ。
 俺たちはこの物語の主人公ではないし、主人公になるつもりもない。

「ハイパーレーザー砲発射。
 目標はバラン星」

 楽して勝ててこちらの損害は無し。
 ならば、ここは勝ち逃げさせてもらおう。
 バラン星はガミラス銀河系方面軍の総司令部があり、ガミラスの大マゼラン星雲と繋ぐワープゲートがある場所だ。
 ここさえ潰してしまえば、ガミラスの兵站は崩壊する。

「ハイパーレーザー砲カウント一分前。30秒前。
 10秒前、9、8、7……」

 叢雲の読み上げの声に、俺は震える手を握りしめる。
 星一つとそこに居る命全てを奪う決断の重さを隠し、俺は武蔵さんに命じる。

「ハイパーレーザー砲発射後に、T-elos提督に撤退を打診しろ。
 拒否された場合は、ボラー第一艦隊の支援に向かうという事で退路を確保する」

「3…2…1…0。発射」

 そして、バラン星という星が大爆発と共に消え去った。


T-elos提督の決断 1

1 撤退
2 撤退
3 撤退
4 交戦
5 交戦
6 交戦


 バラン星破壊という戦略的勝利を得たことで、残ったボラー艦隊も撤退を開始する。
 ボラー艦隊と合流した時にドメル艦隊が戻ってきたが、まだ交戦可能な艦隊が四個艦隊もある為に手を出さすに、射程外からガミラス残存艦隊を救助するに留まっていた。

「この戦いはどう評価されるんだろうな?」

 警戒を武蔵さんと鹿角さんの二人に任せて俺と叢雲は、観戦武官として乗り込んでいた古代守・真田志郎・新見薫・東雲愛歌相手に雑
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