第8章 日常編
毒の島
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!!!!」
ドン!!!!
突然、岩が飛んできた。
「そこか!!!!」
俺は飛んできた方を見た。
「ウホッ!」
「バルカン!!?」
岩を投げてきたのはバルカンだった。
「さっそく対応生物が出て来たか!!!!」
俺は構える。恐らく1匹だけじゃないはずだ。
「ウホ!!」
「ウホ、ウホ!!!」
何匹か出てきやがった!!!
「ウ〜〜〜ホォ〜〜〜〜!!!!」
「うわぁっ!!!!」
バルカンが濃い紫色の息を俺に向かって吹きかけて来た。
ドロ、ドロォ・・・
「げっ!!!」
妖精の球が息で溶けている!!?
「妖精の球!!!!」
俺は溶けている妖精の球の内側に、
妖精の球を2重で囲った。
「(妖精の球の中じゃあ攻撃はできる魔法は
限られているけど、これなら倒せる!!!!)」
俺は心の中でそう言い、唱えた。
「悪魔の法律!!!」
その言葉と同時に下から黒いオーラが出現した。
ただし、天狼島で出したハデスの時みたいに、
島全体ではなく、ここにいるバルカン全員がいる範囲にした。
「悪魔の審判を受けろ!!!!」
大量の闇がバルカンを襲う。
「「「「「「ウホーーーーーーーーーーーー!!!!!」」」」」」
多くのバルカン達が倒れて行く。隠れていた奴もいたか。
「ここまでにしておくか。一応この島の生物の調査もしないといけないし。」
俺はそう言い、悪魔の法律をやめた。
「(けど、また襲われても困るから、空から見る事にしよう。)」
俺はそう決め、翼を出し、飛んだ。
数日後・・・
「やれやれ・・・こんなに長くなっちまうなんて・・・」
俺は毒の島から離れた空の上でそう言った。
あの後、バルカン以外の生物の調査もした為、
予定より長くなってしまったからだ。
「(バルカンに蛇に蜥蜴、ネズミに海の魚、
さらに植物までも、調べる事になったよ・・・・・・。)」
俺は心の中でそう思うのだった。
ただ色々と分かった事があった。
この島にいるネズミや花や草などを食べた事で、
バルカンや蛇などは、これを摂取し続けたため、
この島の毒の耐性が付いたことが分かった。
魚は毒の島の海から約100メートルくらいまでが毒が混ざっており、
それにより、耐性が付いたと考えられる
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ