暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第六千九百九十七話  古いパンも

[8]前話 [2]次話
第六千九百九十七話  古いパンも
 実はスイスは収穫してすぐの麦はいざという時の備蓄用に置いておいて古い麦でパンを焼く様にしています。
「これも国防である」
「だからパン美味くねえんだよな」
 フランスがぼやく様に応えます。
「これが」
「国防の前には味覚も犠牲にするである」
「そこ凄いよな」
「俺には無理だよ」
 砂漠でもパスタを食べていたというイタリアにはとてもです。
「そんなの、けれどね」
「ああ、フォデュにしたらな」
 フランスはすぐにスイスに応えました。
「美味いな」
「そうだよね」
「これだとな」
 それこそと言うフランスです。
「ソーセージもハムも茸も美味く食えて」
「いいよね」
「しかもワインにも合うってな」
 こちらも出しているフランスです、当初の予定通り楽しんでいます。


第六千九百九十七話   完


                  2018・4・27

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ