暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
2027話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ろうが。
 別に復讐という行為そのものを否定する訳ではない。
 だが、荒垣という人物は俺にとって……そしてシャドウミラーにとって、かなり有用な人物になる可能性が高い。
 ペルソナ使いというのは稀少であり、チドリに使ったのと同じ魔法薬のイクシールを、俺は荒垣に使っている。
 であれば、荒垣には是非その辺りの借りは返して貰いたい。
 で、荒垣の方は……こちらもまた、普通に考えれば天田の母親の件なのだろうが、コロマルのケルベロスと荒垣のカストールは、俺から見ても分かるだけの高い潜在能力を持っているペルソナなんだよな。
 それこそ、他の連中の持つペルソナとは、大きく違うと分かる程に。……複数のペルソナを使う有里は例外としてだが。
 もし荒垣のカストールが進化するとなると、また暴走を心配しなければならなくなる。
 コロマルの方は同じく高い潜在能力があっても、ケルベロスをしっかりと操る事が出来ていたが……荒垣の場合はどうしても力不足になってしまいそうなんだよな。
 以前と比べると、荒垣もかなり強くなってるので、もしかしたらペルソナが進化してもどうにかなる可能性はあるが……ならない可能性もある。
 この辺り、後で美鶴に話をしておいたほうがいいだろうな。

「取りあえず、自己分析をするってのは悪い話じゃねえだろ。もっとも、アキにそんな真似が出来るとは思えねえけどな」
「ああ!? おい、シンジ。それはどういう事だよ!」
「どういうだって? 言わなきゃ分からねえのか?」

 そんな風に仲良く喧嘩をする2人を見ながら、取りあえずそれぞれペルソナが進化する可能性がある事に満足する事にしておく。
 ……取りあえず、俺に大きな借りのある順平には出来るだけ早くペルソナを進化させて欲しいところだけど……さて、いつになるのやら。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ