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魔法少女リリカルなのは -Second Transmigration-
第15話 金色の少女
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しな。





そのまま時間が過ぎて放課後、今日は俺が掃除当番で遅れて学校を出た。
ちなみにハルは買い出し、アリサとすずかは習い事があり、なのはは1人で帰ってる。
俺が校門を出ると、昨日のジュエルシードの発動と同じ感覚を感じ取った。


『マスター』

「わかってる!」


レンと短い会話のあと、俺は反応があった場所へと走り出した。


(悠里、聞こえる?)

(ユーノ?)

(今、何処にいるの?)

(学校を出たとこ。今ジュエルシードの場所に向かってる)

(よかった。実はなのはが1人で先に行ってて……)

『マスター、他の魔力反応を感知しました。魔導師と思われます』

「は!?」


俺は驚いてしまって声を上げた。……しまった、劇場版の通りだって事忘れてた!


(ユーノ、俺もすぐになのはの所に向かう)

(わかった。気をつけて)

「集気法!!」


念話を終えると、集気法を使って身体能力を高めて、更に足を早める。
街の外れにある山林の入口近くまで行くと、魔力が強くなるのがわかった。上空を見上げると、桜色の光が地面にすごい早さで落ちていく。恐らくなのはが突撃をかましたんだろう。俺はその方向へと走って向かうと、今度は上空でなのはと黒を基調としたバリアジャケットを纏った金髪の少女、フェイトが戦っていた。フェイトはなのはへ自身の武器である鎌の刃状の魔力刃を飛ばす。
それをなのははシールド張ってガードするが、魔力刃は突然爆発して、なのははそれにより吹き飛ばされる。


「なのは!」


コントロールを失ったなのはは宙を力無く舞う。そこへ、更に追撃を掛けるべくフェイトは3つ雷を帯びた魔力弾を発生させる。


「――――」

「…っレン!!」


俺が叫ぶと同時に、レンはバリアジャケットを展開する。
それと同時に魔力弾はなのはへと放たれ、なのはにそれらは直撃した。


「川神流、超加速!!」


足を踏み込むと同時に魔力が開放され、一気に早さは音速の超加速状態になる。
超加速は本来、常時発動型(パッシブスキル)なのだが、今の身体だと成長に支障をきたす恐れがあるので、あまり使いたくなかった。だが、今はそうも言ってられない。
300メートル程の距離を詰めて、落下してきたなのはをキャッチした。少し勢いをつけすぎたのか、なのはをキャッチすると少し地面を滑り、地面を抉った。


「ぁ…ぅ……、悠里くん……?」


思ったよりダメージは少なかったのか、なのはは少し重そうに声を上げた。
上空を見上げると、フェイトはこちらを見下ろし、なのはを一瞥すると、そのまま飛び去った。





その後、俺とユーノは負傷したなの
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