第23話:お宝探し!(夢の果樹園計画と不思議発見!!)
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」を見つけられましたが、合計3本では多いとは言えませんね。地図に木の位置を記録して、ベースキャンプに戻りました。
夕食の支度をしているとアルメリアさんが戻ってきました。大分頑張って調査をしているようですね。でも、同じ時間外にいるのに、アルメリアさんはちっとも日焼けしていません。素晴らしく白い肌のままです。毎朝、目の保養をしているので解りますが、服に隠れている部分の色と、顔や腕などの剥き出しの部分の色が同じなのですから、全然焼けていないのが解ります。僕なんか前回の調査の時に焼けた色が残ったまま今回ですから、真っ黒になってしまいました。なぜか日焼けで皮がむける事がないので、もとの肌の色に戻れません。なんか不公平です。
そんな事を考えながら夕食を終え、見つけた「アガベ・アスール・テキラーナ」と「ケイアップル」の事を話し、移植する丘の事も話して明日一緒に見にいって貰えるようにお願いしました。
アルメリアさんの今日の調査報告を聞いて、砂浜に寝転んで、星を見ながら2人で色々な事を話しましたよ。アルメリアさんは、その内ゲルマニアなどの国にも来てみたいそうで、その時は僕が案内をしようかなと思いました。ハルケギニアのエルフアレルギーを何とかしないと難しいのですが、何か方法があると思います。いつかきっとみんなが仲良く住めるような世界にしたいと思いますから。
そして、3日目も終わり、4日目の始まりです。
ぐっすり眠って、元気いっぱいで目が覚めました。外は良い天気だし、横を見るとアルメリアさんが凄い格好で寝ているし、いつも通りです。眼福眼福。
小屋の外に出て、顔を洗ってからすこしからだを動かします。しばらく歩くばかりでろくな訓練をしていませんから、身体が鈍ってしまいそうですね。
昨日、アルメリアさんと話して、今日は午前中に昨日の続きの調査などを行い、午後から丘に行って植生の確認などを行う事にしました。僕もゴムの樹液の収集がありますから丁度良いと思います。
朝食の準備をして、毎朝のお約束も終わり、先にアルメリアさんが出てから後片付けをして僕も出発します。
昨日と同じようにゴムの樹液を収集して、幹に新しい傷を付けて容器をセットし、樹液の溜まった瓶をレビテーションで浮かべてベースキャンプに戻ります。これで10リーブル入る瓶2本に、大体8分目位づつ溜まりました。
ベースキャンプに戻って昼食の準備をし、アルメリアさんが帰ってから昼食を食べて一休み。午後は2人で丘の調査です。
『ヴァルファーレ』に2人で乗って、昨日の丘まで移動します。まず上空から丘の状態を確認し、生えている木についてアルメリアさんに説明して貰いました。特に珍しい木はないそうです。
次に丘の西端に着陸してもらい、2人で『ヴァルファーレ』の背中から降りて歩いて
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