第二章
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楽しんで食べていた、お小遣いが入ると実際にだった。
友人達と共に学校の最寄りの駅の前にある牛丼屋に入った、そこで店の店員に言った。
「特盛で玉もお願いします」
「わかりました」
「あっ、それと」
言ってすぐにもう一品思い出した、その一品はというと。
「お味噌汁も」
「そちらもですね」
「お願いします」
この注文をしてだった、れいこはカウンターの近くの席に座った。そうして待つ間友人達と談笑をはじめたが。
ここで友人達はれいこに言うのだった、その言うことはというと。
「れいこちゃん本当に牛丼好きね」
「いつも思うけれどね」
「ハンバーガーやフライドチキンよりもね」
「牛丼よね」
「こっちよね」
「ええ、牛丼はね」
本当にとだ、れいこ本人も答える。
「大好きだから」
「他の食べものよりも」
「そうなのね」
「いか焼きやりんご飴も好きだけれどね」
れいこは自分の他の好物も挙げた、だがそれでもというのだ。
「お腹が空いた時はね」
「牛丼なの」
「これなの」
「だってボリュームもあるから」
ここでも量の話をするのだった。
「だからね」
「それでなの」
「よく牛丼食べるの」
「ハンバーガーとかよりも」
「そうなの、しかもこうしたことをお話しているうちに」
「お待たせしました」
店員の兄ちゃんが言ってきてだ、早速だった。
れいこの前に牛丼特盛が生卵と一緒に出された、お味噌汁も付いている。そしてそれは彼女のものだけでなく。
他の娘達の分も来た、れいこは牛丼の上に紅生姜を多めに乗せてから割り箸を出しつつまた言った。
「来るからね」
「この早さもいいっていうのね」
「注文してすぐに来るから」
「だからっていうのね」
「そうなの、この速さがね」
実際にというのだ。
「いいのよね、じゃあね」
「今から食べる」
「そうしようっていうのね」
「そうしましょう」
こう言ってだ、取り出した割り箸を割ってそれからだった。
生卵を牛丼の上に乗せて牛丼ごとかき混ぜてから食べはじめた。そうして友人達と共にお喋りもしつつだった。
牛丼をお味噌汁と共に食べていった、その味を充分に楽しみ。
御飯と牛肉についてもだ、友人達に話した。
「いや、御飯と牛肉の組み合わせがね」
「確かに美味しいわね」
「玉葱も入っていてその味もいいし」
「確かに美味しいのよね」
「これが」
「食べやすいのよね」
牛丼の味はというのだ。
「だから手軽に食べられるのよね」
「それは確かね」
「遊びに行った時お昼特に食べるものがない時とか」
「牛丼食べたらすぐだから」
「いいのよね」
「そうでしょ、本当に牛丼はね」
まさにと言うれいこだった、その牛丼を美味しく食べつつ。
「
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