暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
5章 今日から明日へ
過去からの一歩 余計なお世話
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く闘気を放つ
俺は街頭から飛び降り一足間にアインハルトの間合いに飛びこむ
俺に向かってアインハルトの断空拳が襲ってくる
それを腹で受け止める。
来るのがわかっていればこれぐらいは魔法を使わなくでもダメージ無しでも受け止めれる

「どうした」

「断空拳を・・・」

「今の俺クラスがうじゃうじゃいる世界を知っている」

 アインハルトの顔がこちらを大きな目で見ている。

「アインハルトが行きたいのなら、連れていける」

「是非」

「なぜ?」

「私の悲願は、守れなかった人を、
わかりあえないまま、
終わってしまった人を、絶対に守り抜くと誓えるほどに強くなることだからです」

「ただし片道切符になる可能性がある」

「でもそれが達成できるなら」

「人の生き死にがある世界だ!もしかしたらヴィヴィオ達とは世界が変わるかもしれない」

「悲願が叶うのなら」

「きっとそこの世界に行き、俺の知り合いの生きざまを見て生きてれば、その悲願は叶えられると思っている。
その代償として、今日まで親しくなった人たちと完全に世界が代わり交わらなくなる可能性がある。
それでも・・・?」 

「出来るのなら」

 俺は今の状態で出来る最大限の殺気を放ち、アインハルトに覇王拳を向ける
アインハルトは何かを諦めた感じで目をつむったのを見て俺は寸止めをした。
死を簡単に受け入れるやつをつれていくわけにはいかない。
そのついでに軽く裏拳で脳天をコツいた。

「対峙に諦めるな!
諦める奴になにもやらん
少し時間をやる。
今度俺の問いに受け入れるのなら連れていってやる」

「あ、はい」

 多分この優しい少女に戦場はあわない
きっとヴィヴィオがどうにかするだろう

「あ、あの本当に強くなれるのですか?」

「戦っていないからなんとも言えないけれど、今の状態でもエレミアぐらいならね」

 クリステラ状態ならわからないけれど、この状態でも負ける要素はない
頭がカチ割られても、骨が折れてても戦う人達を見てれば
あれぐらいは許容範囲だ
反対に自分等が人間離れしてるとも言える。 

「諦めさえしなければ、今の戦場でもアインハルトなら強くなれるよ
行きなりすぎたね、またね」

 俺は封鎖結界を解き、家路に帰った

「綾さん、なにしに来たのですか?」

「なにか思い詰めてる感じだったから、気になっただけ、なにか出来ないかなって」

「あ・・・ありがとうございます」

「なにも出来ないしね、帰る」

「お疲れさまでした」

 頭を下げ見送ってくれるみたい。


 俺は家に帰った。

「ただいま」

「あ、お帰り〜」

「一緒にお風呂入ろ?」

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