暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
プロローグからハードモード
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まず初めに。今の状況を整理したい。

仕事帰りから自宅に着き、次の日の仕事のために準備して一旦睡眠を取る→起きたら真っ白な世界で大の字で寝ていた←いまここ

なんだかめちゃくちゃ既視感があるような感じなのだが。
といっても小説や漫画、アニメで見た展開だから直接味わったわけではないが。
つまり、アレな気がする。そう、なんか神様の手違いで死んだり、なんか神の遊戯とかで選ばれて異世界に行って凄い生活(語彙力)を過ごすあれと似ている気がする。

できれば前者がいいんだけど。後者だったらロクな目に合わないし。

―――ふと、思考している時に女性と男性の声揃った声で言葉を放つのを聞いた。
「なんだい、説明する前に状況把握かい?やるねぇ…」

その声の方へと振り返ろうと思ったが、かの英雄王の性格が何故か頭に過ったからか、踏み止まった。

「ああ、それで良いよ。今振り返っちゃ折角落ち着いてきた精神状態が発狂しかねないからね。
 まぁ、ご存知の彼とは別の理由だけどね。 それと、話しかけてくれても構わないよ。質問もOKさ。」
 
その声はどこか優しさを感じる声。安心させるような声。男性と女性が揃って話しているはずなのに微妙な気分だ。

とりあえず、今確かに、神様転生みたいな事になってるのは確かだ。さっきの思考からの言葉。それに思考を把握している時点で、それだとしか思えない。
これ以外だと思えるような頭であれば心底良かったか…高校のときからあまり学習能力がなかったから今更気にしてもしょうがないか。

「さて、対話を行うとしようじゃないか。今なら振り返ってもらっても問題ないよ。姿変えといたからね。」

おっと、また考えているときに準備を整えてくれていたらしい。
てか声が女性の声だけになったな…。 さて、許可ももらったことだし振り返って話をしよう―――――

―――全裸?美女の全裸?Why?

「待て、待て待て待て待て待て!!!」

「?ああ、そうか。君の国では裸はあまり宜しくなかったね。 申し訳ない。配慮を足り得たつもりだったけど、まだダメだったようだ。 やはり彼みたいな傲慢などではなくてちゃんと気をつけなくちゃね」

裸族らしき美女が言葉を放った後、瞬きの内に純白のロープに着替えていた。

いやそれよりも

「何今の早着替え!?てか全裸ってどういうことだってばよ!?神様SUGEEEEEE!!!って言えばいいのか!?神様SUGEEEEEEEE!!!(混乱)」

「あー、うんごめん。ごめん。だから落ち着いてくれないかな!?話が進まなくなっちゃうよ!?ちょっ」

      〜落ち着きを取り戻してから10分後〜

「ふぅー…すみません。いきなり叫んで…もう落ち着い
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