猫娘と雄英体育祭編
NO.031 終わる雄英体育祭
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ど欲しい人材だろう……」
「もちろん! サーチはしたわね!?」
「むふふ、当然さ! 彼女の能力は当然全部リサーチは済んであるよ! なかなか面白い能力が豊富だったね」
「後で教えてよ? それでなくても今回見せてくれた各能力は放っては置けないんだから!」
「身軽で高いジャンプ力は度胸もあれば山では絶好の力だろうし、怪力も言わずもがな。炎は冬の山などで遭難者を発見した時に体を温めるのに重宝するだろう」
「そのね! そのね! ほぼすべての猫種と会話できる能力もあるみたいなんだよ!」
「爪の個性も崖などの登りにくいところは真価を発揮しそうだね」
「叫びもなかなか……発見したら大声で知らせることが出来るからな……」
「変化の能力も鍛えればより様々な大きさを自由にできそうだしね」
「にしし! 彼女はぜひうちの事務所に職場体験に来てもらいたいね!」
「そうね。最初は無個性だったって言うんだから色々とそういった人の気持ちも理解できるだろうしね……」
「けど、なんか気になるといえば気になるんだけど……一つだけサーチしても分からなかった力があったよ?」
「本当に……? なにかしら……」
「まぁ、なにはともあれ楽しみだわ」
そんな感じでその四人組はワクワクしながらも会場を後にしていくのであった。
そして教室に戻った一同に相澤はこう言った。
「とにかくお疲れさん。プロの指名とかに関しては休みが開けたら発表するから楽しみにしておけ。
飯田にもあとで電話で伝えておくが……さて、なにがあったのやら」
それを聞いて出久は心の中でインゲニウムの無事を祈っていた。
そのインゲニウムはなんとか助かったのだが、もうヒーローとして戦えない身体になってしまい、飯田の心に闇を落とす事になるのだが……。
そして休みの間に各生徒達は思い直すことはあり、特に轟は母への面会をしに行ったという。
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