アマチュア通信手よりビックリ、まさかの連合結成
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まんがわからん。」
「簡単に言うと私たち大狩流は政治に関与する事が出来るので万が一黒森峰女学院に負けても廃校になることはないと思います。」
「つまり今回の試合は負けても大丈夫だと。」
「ハイそうです。でも黒森峰女学院には勝ちたい。多分ここにいる私に梨華、それに白河女子高のメンバー全員が思っていることですのでその点だけお願いしたい。」
「それくらいは任せて。この事は誰にも言わなければみんなが必死にやるだろう。」
「ですが会長。」
「なに?」
そこに柚子が口を入れてきた。
「西住さんには言ったほうがいいのでは?」
「そしたらやる気が出ないかもよ。だから内緒と言うことで。」
「分かりました。」
「お姉ちゃん、誰をこっちに送るの?」
それを聞かれた深雪が、
「私が率いる戦車に、氷華の率いる戦車、それとえまの戦車。その他6輌。」
「ちょっと待った。」
そこに入ってきたのは私たちは大狩流の知り合いで現北海学園の隊長の北東みみと北東さえ。
「里美さまからの要請で大洗に助っ人としてきた。我が校からも支援をさせていただきたい。」
「ちなみのどれくらいのですか?」
「ざっと4輌かな。」
それを聞いた深雪が、
「それでは白河女子高は五輌にしよう。」
「なんて言いますか連合ぽくなっているような。」
この話会を角谷会長が、
「わかったから。それでは試合は来週の土曜日。ですので三週間の体験入学のお便りを渡しますので、それを全員分書いてファックスで送って下さい。」
「了解。」
「絶対に勝利を掴んでやる。」
なんて言うかルール違反に近いよこの状況。
教室に戻るとそこには桜がいた。
私は回れ右をして帰ろうとしたが、回った先には桃が待ち構えていた。
そして前のドアを確認すると澪が待っていた。
「私ってなんでこんなに面倒事に巻き込まれるのか知りたい。」
今は三時間目開始前、つまり必修選択科目の時間。
「梨華さん、私たちと模擬戦をしてください。」
「しないと?」
「戦車で追いかけます。」
梨華はしょうがなく了承した。
奥州流の三人との戦闘は梨華にとって六年ぶりである。
「では早く行きましょうか。」
桜に連れられて教室を後にするりかであった。
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