第二章
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は天才と言われ今は伝説と言われる様な歌手とはというのだ。
「だからね」
「美空ひばりさんは置いておいて」
「あの人はもう違うから」
「郁美ちゃんは郁美ちゃんでね」
「一番歌いやすい風に歌えばいいのよ」
「郁美ちゃんの喉にあった風にね」
「そうね。私は私ね」
郁美は友人達のその言葉に頷いた。
「それじゃあね」
「そう、郁美ちゃんの歌い方があるから」
「美空ひばりさんじゃなくて」
「郁美ちゃんのね」
「そうしていくわね」
郁美は再び頷いた、そしてだった。
カラオケボックスで歌うそのままでは自分に合わないと思った曲はしっかりと曲の音程を変えた。そうして歌い楽しんだ。自分が一番歌いやすい様に。
低音 完
2018・4・22
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