第1話 真っ白?神様?チート?テンプレです
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「・・・私の性格やら性癖的に魔王の方がいいんじゃないかしら?」
「それなら心配ない。今のお主は、魂の格は手に入れたが善悪どちらにも染まっておらん。数回管理を続けるうちにどちらかに染まるじゃろ。その結果悪に染まるなら魔王として魔界で暮らすことになろう。」
「あれ、いいの?というか魔界ってどんなところよ?」
「わしらにしたら管理者が増えればそれだけ負担が減るのでな。神であろうと魔王であろうと関係は無いのじゃ。天界と魔界の関係も良好じゃしの。魔界も、犯罪を犯した者の転生先としては文字通り地獄じゃが、色欲程度ならむしろ願ったりかなったりじゃないかの?」
「・・・何だか、都合の良い想像をしてしまったのだけど」
「生前色欲の強かった者なら、その魂は大抵夢魔の下へ送られるの。そこで毎夜くんずほぐれつ・・・」
「さぁ!きりきり話を進めましょうか!」
「お主、存外分かりやすいのぅ。やはり魔王かの。まぁ魔界の方には女の色欲系魂が多く行きそうだと言っておこうかの」
「ちょっと!確かに私は自称真性のレズビアンでドのつくサディストだけども、とっかえひっかえなんかしないわよ!」
「少しはオブラートに包むとかしないのかの?というか自称?」
「別に隠すほど恥ずかしい事じゃないもの。まぁ変わっているとはよく言われるから認識はしてるけど。自称はまぁ、本気でその道を進む人には鼻で笑われるような・・・あくまで一般人基準での、という意味を込めてよ」
「まぁそれはそれとして。・・・女だらけの孤児院で育ち、女子高・女子大出身。先輩・後輩・同学年問わず多くの女生徒を跪かせ、視線を向けるだけで相手の頬を染めさせ可愛がる様についた渾名が女帝。もっとも多感で排他的・危険な中学時代は、苛められる前に多くの女生徒どころか女教師までも味方に取り込み逆に付け込もうとした男子を言論で封殺。クラスを掌握後学年、学校全体まで手を広げる・・・まだ続けるかの?」
「ちょっと誤解を招く言い方じゃない?確かにちょっとハーレムっぽいことはしてたけど、本当の本気で関係を結んだ子はごく一部よ?全員等しく最大限に愛したしね」
「まぁ確かにの。その辺で歪んでおれば、いくら格を持っているからと言って管理者になどせんよ。現にお主と関係を持っていた者も順調に幸せになっておるしの。お主と関係を持っていた者の中で、初めて男と結婚する者が出た時は内心かなり複雑だったようじゃがな」
「それはそれ、これはこれ、よ」
「ふむ、まぁよい。なんだか色々話も逸れたし、途中受ける前提で進めてしまったがどうじゃ?この話、受けてくれるかの?」
そう言いまっすぐ視線を向ける目の前の一見お爺さん。しかしその実、素人の私でもわかるオーラを身に纏っている。
だからこそ、先ほどの色
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