第1話 真っ白?神様?チート?テンプレです
[2/8]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
魔王が複数って・・・世の中の勇者様?泣いちゃうよ?
「そして神や魔王が管理者として管理する人間界が数限りなく存在する。そなたら人間の言葉でいえば、並行世界・パラレルワールド・外史などじゃな」
本当にあるのね、並行世界。これは神様に頭弄って冷静でいられるようにしてもらって正解ね。ご都合主義感謝。
「最近、その人間界の数が急速に増加し、管理者の手に余る事態が生じてきたのじゃ」
「それで私を神に?というか神ってそんなに簡単になれるものなの?」
「普通は無理じゃ。そもそも天使や悪魔は、人間が輪廻の間に魂を鍛えてなるのじゃ。これだけで軽く500年。まぁ人生5回転生したらなれるかも?くらいじゃな。その後、より多くの時間を賭けて神や魔王にレベルアップ・・・というのが基本の流れじゃ」
その間にも新しい世界・新しい命・新しい魂が生まれるから、天使や悪魔が増えても普通の人間が減る事はない、と。それにしても、無から有を生み出しまくってない?真理に喧嘩売ってない?あの黒いにょろにょろ出てきちゃうわよ?
「ところが極希に、突然変異していきなり管理者クラスの格を得る魂があるんじゃ。それがお主じゃ」
おおっと。眠りについた神や魔王の魂とかそんな流れすらぶった切ったよ私の魂。突然変異っておい。
「まぁ、人手不足に加えて私がそれを手伝う資格があるのは分かったわ。それで具体的には何をさせたいの?」
「最初の数回は人間界の1つに行ってもらう。そこで管理者として物語の終わりまでを見届けてもらう。慣れてきたら複数の世界を管理してもらうことになるじゃろ」
「物語?」
「世界、つまり人間界には何かしらの目的・物語がある。お主のよく知る二次創作のように、原作を物語にしていたり、お主の居た世界のように科学技術が発展しすぎて最終的には人類自滅・・・という物語もあるの」
おい!自滅って!ただの滅亡よりたち悪い!人類自重しろ!核?核なの?
「まぁ実際には、静観し事態の推移・物語をただ眺めるもよし。一部の例外を除けば、積極的に介入して原作ブレイクをするもよしじゃよ」
「自由なのね」
「管理者のスタイルはそれぞれに委ねられておる。必要なのはどんな形であれ物語を進める事。世界が増え続けると、最終的に全部混ざり合って消えてなくなるからのぅ」
「・・・なんかとんでもないこと聞いた気がするけど流すわね。それより質問なんだけど、天使や悪魔になる条件って?」
「生前に理性と本能、どちらを優先させたかじゃな。理性ならば善を積み天使に近くなり、本能ならば悪を積み悪魔に近くなる。そのまま何回も転生すると天使や悪魔になる。まぁ、ここでの善悪は一義的ではない。悪といっても犯罪行為から色欲・強欲などまでピンキリじゃよ」
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ